故人が連帯保証人になって借金がある場合の相続の解決方法

相続で姉が弁護士立てて来ました
これからはこちらが窓口になりますと弁護士事務所から郵送されてきました、事実確認と法的に調査の上改めてご連絡とありますが、もう遺言書も検認して、遺言書通りに土地の登記登録も終えた今になって何が不満なんでしょう? 遺留分請求されると思いますが現金はありませんでした。おまけに借金と連帯保証人になってました。
それを全部こっちが背負うのでと言う話だったので
納得したとおもってたのに遺言で書いてなかった土地があるのでそれを渡すつもりだったのですが
いらないと言われました。
どうゆう解決方法がありますか?
亡くなったのは父です。 よろしくお願いします

納得したとおもってたのに遺言で書いてなかった土地があるのでそれを渡すつもりだったのですが
いらないと言われました。どうゆう解決方法がありますか?

→遺言書がお姉さまの遺留分を侵害するものであれば、一般的には遺留分侵害されている金額についてお金を渡すという解決方法が多いとは思われます。
もっとも遺言書の対象外の不動産があるのでしたら、その遺産分割協議も必要になり、その分割方法として遺留分も考慮した分割方法がなされることもあります。
実際にどのような解決方法があるかは、遺言書の内容、遺産の内容、その評価額、負債の内容、それ以外の特別受益の有無内容などの諸事情が分からなければ判断できませんので、これらの情報や資料を整理して一度お近くの法律事務所などで法律相談を受けることをお勧めします。

①遺言による分割であって遺産分割協議によるものではないこと
②借金に関してのご自身の誤解

①に関して、合意によるものではないわけですから、今更ということにはなりません。

②に関して、ご自身が負担するのでというお話をされていますが、債権者との関係では、姉側も請求を受ける可能性があります(ご自身に決定権はありません)。

そのため、見通しに関しては、相続財産と相続債務を勘案し、不動産売却を見据えた議論となることが予想されます。

納得したとおもってたのに遺言で書いてなかった土地があるのでそれを渡すつもりだったのですが
いらないと言われました。
どうゆう解決方法がありますか?
  遺言がどういう内容で、遺産はどれくらいあったのか、遺言に書いていなかった土地の価値
 など、詳しい事情が分からないとあなたの質問に回答することは難しいです。
  遺留分が請求されるのであれば、遺留分は法改正により現金で支払うことになることから
 土地を渡すということで解決しない可能性はあります。
  ただ、遺言で書いていない土地は、遺産分割により、相手が取得することとなる可能性はあります。
  弁護士に面談で詳しい事情を話して相談された方がよいと思います。