愛犬の所有権について

2023年6月に私は彼と犬を割り勘で飼いました。
その時彼はお金が無くてローンで飼うといいローンで飼いました。
2024年5月にその彼とお別れすることになり愛犬の所有権について争ってます。
私も半分お金をだしていて、世話も全部私、保険も私、別れる原因も彼の浮気。
私は愛犬と暮らしたいです。これは法律的にどっちが所有権持ってることになりますか?
また、私のものにする方法ありますか?

共有ですね。
ただし、管理権はあなたにあるので、あなたが犬を飼育する権利があります。
あなたが、連れて出て行っていいですよ。
相手が、共有持ち分にもとずいて引き渡しを求めても、権利濫用として、認め
られないでしょう。

愛犬は大事な家族の一人ですが、民法上は、財産(物)として扱われます。
彼とお二人で半分ずつお金を出して買ったとすると、愛犬は彼との共有財産ということになります。

共有財産をどちらか片方の所有物とするには、まずは話合いで決めます。
話合いで解決が付かないときは、裁判所に調停を申し立てることができます。
その調停の中で、これまで世話をしていたのは自分であり、自分が愛犬を今後も世話していくといった主張をします。

所有権を取得した方は、相手方に対して代償金を支払うことが多いです。
もっとも、相手方が無償で良いといえば無償で取得できます。