養育費の請求について及び支払い期間について

養育費について
現在小学校6年生の子供がいます
5年前に離婚しましたが養育費は口約束だけでしたのでやはり1円も払われてません
そこで養育費を貰おうと思います
遡れないみたいなので過去の分は諦めるとして、これからもらえることになったとしたら何歳までもらえますか?
大学まで通わせたいので22歳までもらえたらいいなと思いますが、現在は18歳成人の世の中なのでやはり18歳まで払ってもらうのが妥当でしょうか?

まずは、大学進学した際は22歳までを希望するという形で、
養育費調停を申立てなさってください。
経済状況や親の学歴なども考慮されることにはなりますが、
まずは話し合いで希望を伝えてください。

成年年齢が18歳に引き下げられたことと養育費の関係については、以下のQ&Aが参考になるかと思います。
 あなたとしては、家庭裁判所に養育費の調停を申し立てて、22歳に達した後の3月まで等と主張してみることが考えられます。

「Q6 養育費はどうなるのですか?

A 子の養育費について,「子が成年に達するまで養育費を支払う」との取決めがされていることがあります。成年年齢が引き下げられた場合にこのような取決めがどうなるか心配になるかもしれませんが,取決めがされた時点では成年年齢が20歳であったことからしますと,成年年齢が引き下げられたとしても,従前どおり20歳まで養育費の支払義務を負うことになると考えられます。
  また,養育費は,子が未成熟であって経済的に自立することを期待することができない場合に支払われるものなので,子が成年に達したとしても,経済的に未成熟である場合には,養育費を支払う義務を負うことになります。このため,成年年齢が引き下げられたからといって,養育費の支払期間が当然に「18歳に達するまで」ということになるわけではありません。例えば,子が大学に進学している場合には,大学を卒業するまで養育費の支払義務を負うことも多いと考えられます。
 なお,今後,新たに養育費に関する取決めをする場合には,「22歳に達した後の3月まで」といった形で,明確に支払期間の終期を定めることが望ましいと考えられます。」

【参考】法務省サイト
「民法(成年年齢関係)改正 Q&A」
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00238.html#6

清水卓様
わかりやすくありがとうございます
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