上司の逆パワハラ主張に対する証明と対応策について
勤務先の上司から、
・身体的距離が不自然に近い、集中できないほどプライベートのことを質問してくる、女性職員の異性交友に過剰なまでにアドバイスする、業務上の書類記入のために女子更衣室に入ってきて退出をお願いしてもムッとして出て行かない
などのセクハラ、
上記に加えて、仕事上のルール違反、間違ったことを教える、それに対して大勢から指摘があっても頑なに改めず、その指摘に激昂して、
・勝手に私の研修予定を取り消す、日常的な質問に対して「しつこい」と人前で怒鳴り散らす、「質問が多すぎる。不愉快だ」と言い執務室から追い立てる、上司のミスを私が工作したと言いふらす
などの逆恨み的なパワハラを1年にわたって受けました。
会社がまともに対応しなかったので体調不良をきたし、
身の安全のために不本意に退職しており、
労働局に相談した上で上司個人に対する民事調停を起こして慰謝料請求しましたが、
調停委員によると
上司は「起きた事実の認識はおおむね相違ない。が、パワハラはあなたに陥れられたことが原因である」と主張しており、不成立となりました。
今後は訴訟に移行するつもりですが、
上司の言う「あなたに陥れられた」、おそらくは
私がパワハラ行為を起こさせるのを狙って上司を挑発した、といったような言い分は
上司自身に立証責任があるのでしょうか?
あるとすれば、どのような証拠が考えられるでしょうか。
こちらとしては、正当な業務上の態度しか取っていない(ハラスメントに対して迎合的な態度に見られないよう、多少厳しめで冷ややかな応対はしました)客観的な証拠がたくさんあります。
録音、周囲の証言、業務日誌、会社相談窓口とのメールのやり取りなど。
また、私の挑発によって仕方なくパワハラしたと主張していますが、
「あいつが僕のものを隠した、僕のミスを工作した」と根拠のない悪評を周囲に言いふらされました。
これは仮に私の挑発が客観的事実に近かったとしても、業務上正当な行為とは認められず、上司から私へのパワハラに当たるのではないでしょうか。
悪質な責任転嫁ですね。
慰謝料加算事由になりますね。
証拠もそろっているので、訴訟を進めるといいでしょう。