パワハラとして訴えるには。

主人が工場勤務をしているんですが、会社でパワハラを受けております。機械を操作している為、インカムでの会話だったり、決められたもの以外持ち込む事は禁じられており、主人は言われた事、された事をメモに書いてるみたいなんですが、パワハラで訴える時にメモだけで証拠になるのでしょうか。

上の人に相談した時に班を変えるか聞かれたみたいなんですが、今は夜勤や残業もある為、給料もそれなりにあるんですが、班を変えてしまうと給料がかなり減る為、子供の為にも班を変えず頑張ってくれてます。

班を変えたら、パワハラをしてくる上司との関わりがなくなる為、退職する時にパワハラで訴える時に、効力?がなくなるのでないかと主人が心配してるのですが、その点はどうなんでしょうか。また、班を変える事になってしまい給料が減った事に対して、差額分もパワハラ上司に請求する事も可能でしょうか。

会社は防止措置を怠ったとして責任を問われることになると見たことがあるのですが、上司だけではなく会社にも訴える事は可能でしょうか。

また証拠の集め方や、こういう記録の仕方をした方が有利になるといった方法があれば教えていただけますと幸いです。

恒常的に記載しているメモだと証拠の価値が高くなります。
班を変えてもパワハラの事実は消えないので訴え可能です。
パワハラが原因で班を変え、減収になった場合は、減収分は請求可能でしょう。
会社にも使用者として責任があるので、訴えることは可能です。
各所に相談した事実も証拠として重要ですね。

メモだけしか残っていないとなると,音声などの直接的な証拠が残っているものよりどうしても弱くはなってしまうかと思われます。

長年継続的にとり続けてきたメモであれば,その場限りの局所的なメモよりも信用性は高まるかと思われますが,音声のような直接の証拠がないため認められないという裁判所の判断になる可能性もあるかと思われます。

班が変更となった場合でも,ハラスメントが行われた事実が消えるわけではないため,行われたハラスメントに対しての慰謝料請求は可能です。

収入が減った分については損害賠償請求として請求が可能でしょう。

会社についての請求は,ハラスメントの防止にために必要な施策を怠ったとして,安全配慮義務違反としての責任追及や使用者責任としての責任追及は考えられるでしょう。

証人や証言,録音やカメラの映像等が得られるのであれば,証拠として有用かと思われます。