偽物時計購入に関する詐欺罪立件可能性について
ネットで明らかに偽物と思われる時計を購入してしまった。
本人は本物だと強く主張しておりますが
①一緒に送られてきたオーバーホール証明書は加工してある(明らかに本物ではなく偽物)←本人がお店に行き貰ってきたと主張
②掲載されている画像は実物を写真に撮ったのか質問したところ実物を撮影した←届いたものは別のもの(シリアルナンバーから特定)
④掲載画像は明らかに別のサイトから転用している←全て転用されたサイトは確認済み
③時計本体は偽物←基準外商品と認定されている
商品代金の決済は確定している
(かなり怪しいので運営に伝え購入確定はされていない保留状態)
全てやり取りは保存済み
鑑定依頼サービスで運営の提携先の鑑定場所へ郵送済みのため現物は手元にない
(証拠になる写真は全て撮影済み)
これは詐欺罪で立件できるのでしょうか?
商品返品した状態
代金も返金された場合はどうなりますか??
①から③のご事情によりますと、客観的に詐欺罪の構成要件に該当する可能性が非常に高いと思います。
問題は、相手方の詐欺ではないという主張です。
この主張についても①から③の事情で積極的に反論ができますので、
この点からも詐欺罪が成立する可能性は高いと思います。
鑑定結果を踏まえてぜひ警察に相談すべき事案かと思います。
警察が対応してくれない場合、ご自身では不安な場合には、
弁護士に相談することをお勧めします。
商品を送り返し代金も返金された場合はどうなりますか??