不倫及びパパ活関連の慰謝料及び損害賠償請求に関する相談
夫がパパ活と不倫していることが発覚しました。
対象は5人。関係性はそれぞれですが、SNSやアプリで知り合ったようです。
ただただ悔しいので 誰からどれくらい取れるのか知りたいです。とれるだけとってやりたいです。
私
20代、子供無し、不妊治療中、結婚7年目
発覚してから1週間、不眠と食事拒否で体調悪化、心理内科予約中
A子
パパ活女子、既婚者女性、子供あり、嫁の存在把握済み、不貞行為有り(ホテルの証拠写真動画なし、SNSでのやりとりした文面)
B子
パパ活女子、バツ1、子供あり?、嫁の存在把握なし、現在はラインでやりとり、後日会う約束をしている
C子~E子
パパ活女子、詳細不明、嫁の存在把握なし、ラインでやりとり、いまのところ会話だけ。
上記のような状態です。
既婚者でパパ活だと不貞行為になるという情報を目にしましたが、離婚する場合、それぞれに請求できるもの、上乗せできるためのものは何があるのかを教えてください。
お辛い状況だと推察されます。
性交渉のある相手女性に対しては不貞慰謝料請求が可能(ただし、氏名・住所等の情報は必要)であり、性交渉のない女性との交際については不貞と言えない場合であっても、それ自体(複数のパパ活)が離婚事由に該当すると評価できると思います。不貞慰謝料としてどのくらいの金額を請求できるのかについてはケースバイケースなので一概には言えないのですが、最近の裁判例の傾向からすれば、1人あたり50〜200万円くらいの幅があり得ます。ただ、相手方らの資力等次第では、結果として回収できないというリスクがあることには留意が必要です。
肉体関係のある相手方に対しては、慰謝料の請求が可能でしょう。証拠としてメッセージのやり取りとのことですが、具体的な肉体関係があったことを窺わせるやり取りであれば証拠となります。写真があればより有益かと思われます。
その他の人物については、やりとりをしているだけですと不貞行為としての慰謝料請求は難しいかと思われます。
ただ、夫に対しては、不貞関係にあった人物とは別にさらに不貞関係を結ぼうとしていたことからより悪質性が高いとして慰謝料の増額事由として請求することも考えられるでしょう。
金額としてはケースバイケースですが、150〜200万円で解決することが多いかと思われます。
高額の場合300万円を超えるものもあり得るでしょう。