報酬未払トラブルに関する個人情報開示手続きと請求額について
クラウドソーシング (CrowdWorks) での報酬未払トラブルが発生しました。
契約金額 (約10万円) 的にも少額訴訟が妥当かと考えているのですが、
現状サイトを介したやり取りしかなく、相手の情報が一切ない状態です。
運営にも問い合わせましたが、弁護士会照会または公的機関からの情報開示請求が必要との返答でした。
上記のような場合、「弁護士会照会」という形で個人情報の開示手続をお願いすることは可能でしょうか?
また可能であった場合に、訴訟時の請求額に個人情報開示などの手続きに関連した費用を上乗せすることは可能でしょうか?
もし個人情報の請求が難しいということであれば、他にどのような方法・手段が考えられるかご意見を頂きたく存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
※運営からの返答内容※
「お問い合わせいただいております件についてですが、この度は、ご不便をおかけしており大変恐縮でございます。
法的措置をとるために、サービス上で契約された相手の方の個人情報が必要となる際は、
弊社では個人情報保護方針に則り運営しておりますため、弁護士会照会や公的機関からの情報開示請求を受領した場合のみ、登録情報を開示する対応をおこなわせていただいております。
【個人情報保護方針】
https://crowdworks.co.jp/ir/privacy_policy
個人情報の開示をご要望の場合は、お手数ではございますが、弁護士会照会や裁判所からの令状などについて、下記住所宛てに書面にてご送付くださいますようお願いいたします。」
■追記
もし個人情報の開示が可能である場合に、クラウドソーシングサイトで使用している金融機関の情報も一緒に取得することは可能でしょうか?
弁護士会照会によりどの程度の情報が得られるかは、照会先の会社の判断次第で大きく異なるため一概にはご案内できません。
会社によっては照会に応じない場合もあります。
また、弁護士会照会は調査のみの目的で行うことはできませんので、その後の裁判等含めて対応を弁護士にご依頼いただいた場合のみ可能です。
弁護士会照会はあくまで任意の回答であり、回答を強制できるものではありませんので、照会を行なっても回答がされないケースもあり得ます。
住所が不明な状態で訴訟を起こし、調査嘱託の方法で裁判所からの調査を求めることも選択肢としてはあり得るかと思われます。
なお、いずれにしても調査のみでの依頼が出来ず、裁判等を前提とするため弁護士に依頼した場合は赤字となってしまうかと思われます。