不同意わいせつの被害者です

3月末の夜に路上痴漢の被害にあいました。

その場で犯人を捕まえることが出来なかったため、警察に通報しお話を聞いていただき、その日は被害届を出さずに終了しました。
4月中旬に警察の方から、「犯人の目処が立ったから被害届を出すために警察署に来て欲しい」と連絡があり、警察署に伺い被害届を提出しました。
その数日後に犯人は逮捕されました。犯人は成人済で、触った事を認めていました。

逮捕したという連絡を受けた際に、警察署の方から「もし加害者が弁護士を立ててきた場合、加害者には教えないということを前提に弁護士に連絡先を教えてもいいか」ということを聞かれ、了承したのですが現在まで連絡がありません。

上記の状況を踏まえていくつか質問があります。

①現在逮捕されているので、起訴か不起訴かの判断をされているのだと思いますが、弁護士さんから見て何パーセントの確率で起訴されますでしょうか。
②不起訴になった場合被害者側(私)にその連絡は来るのでしょうか。不起訴になってしまった場合、私は泣き寝入りするしかないのでしょうか。
③相手方の弁護士の方から連絡はすぐくるものでしょうか?数ヶ月経ってから連絡がくる場合もあるのでしょうか?
私としては早く終わらせたい(忘れたい)ため、示談でもいいなと思っています。

長々と申し訳ないのですが、ネットで調べても加害者側のサイトしかないためご教示いただけますと幸いです。
被害届を出すような事件に巻き込まれたのも初めてのため、認識が違う部分があれば申し訳ありません。

①現在逮捕されているので、起訴か不起訴かの判断をされているのだと思いますが、弁護士さんから見て何パーセントの確率で起訴されますでしょうか。
→ ご投稿内容限りの情報では、判断するのに必要な情報が足りておらず、警察や検察に確認する等してより詳しい事情を把握する必要があるかと思います。

②不起訴になった場合被害者側(私)にその連絡は来るのでしょうか。不起訴になってしまった場合、私は泣き寝入りするしかないのでしょうか。
→ 自動的には連絡は来ません。できれば、刑事処分が明らかになる前に、起訴権限を有する検察に処分方針を確認し、今後の対応を検討しておきたいところです。
 不起訴となった場合でも、民事訴訟で損害賠償責任を問えるケースもあります。

③相手方の弁護士の方から連絡はすぐくるものでしょうか?数ヶ月経ってから連絡がくる場合もあるのでしょうか?
→ 一律に決まっている訳ではなく、ケースによって異なります。相手方に示談意向及び示談をするための資力がある場合には、逮捕から余り期間を置かずに連絡をしてくる場合がある一方で、示談意向や示談のための資力を欠く場合には、全く連絡して来ないこともあります。

 この相談掲示板は公開の掲示板のため、より詳しくは、プライバシーが保たれる面談形式等で直接相談なさるのが望ましいご事案かと思います。
 なお、性犯罪等の犯罪のように、性質上、被害者と被疑者(加害者)が直接連絡し合うのが望ましくない場合もあり、その場合には、被害者側から積極的に弁護士に相談•依頼する方法もあります。
 その際のサポートの制度として、①委託援助(刑事事件対応に関する費用のサポート制度)、②民事法律扶助(損害賠償請求等の民事事件に関する費用のサポート制度)等があり、あなたのご事案でもこれらのサポート制度の適用を受けられる可能性があります。
 犯罪被害に精通している弁護士であれば、これらの制度のことを知っていますので、お住まいの地域等の弁護士に直接相談してみて下さい(弁護士会や法テラスに問い合わせ、犯罪被害の専門相談を受けてみる方法もあるかと思います)。

ご相談のご事情を前提として回答させていただきます。

①現在逮捕されているので、起訴か不起訴かの判断をされているのだと思いますが、弁護士さんから見て何パーセントの確率で起訴されますでしょうか。
 個別の事案により起訴不起訴の見通しも異なってきますので、
起訴不起訴の判断権者である検察官に問い合わせをしてみることも選択肢の一つです。

②不起訴になった場合被害者側(私)にその連絡は来るのでしょうか。不起訴になってしまった場合、私は泣き寝入りするしかないのでしょうか。
 被害者通知制度というものがあります。
 一定の条件がありますが、被害者の方の申請により処分結果等が通知される制度があります。
 ご不安かと思いますのでこの点も警察、検察に問い合わせてみることも選択肢の一つです。

③相手方の弁護士の方から連絡はすぐくるものでしょうか?数ヶ月経ってから連絡がくる場合もあるのでしょうか?
私としては早く終わらせたい(忘れたい)ため、示談でもいいなと思っています。
 加害者側の視力、どれだけ身体拘束から早期に解放されたいか等によって事情は異なります。
 基本的には逮捕されてからそう時間がかからないうちに加害者の弁護士から連絡が来ることが多いと思われます。
 忘れたいとのお気持ちはよくわかります。
 接触禁止や慰謝料等できるだけ良い条件で示談をすることをお勧めします。
 被害者側の示談交渉に精通した弁護士にご相談されることをお勧めします。