バツイチ子なし独身 を バツイチ子ありと偽って不倫した場合
以前の質問には、弁護士の皆様に丁寧にご教示くださりありがとうございました。
当方被請求者です。示談交渉は、求償権放棄で100万円のところで50万円を提示し、最終回答である旨を伝えました。
これから代理人と今後のことを打ち合わせることになっています。今までは聞かれたことに対して、事実を回答するに終始していたので、不貞経緯を時系列に沿ってじっくり伝える機会がありませんでした。
相手男性交際に至るまで、ジムトレーナーと客という関係が2年半あり、その頃に異性として興味を持たれてアレコレ聞かれるのが嫌で、本当はバツイチ子なし独身であるところを、バツイチ子あり元夫とは子を介して関係あり、と身の上を偽っていました。
交際を開始してから修正のタイミングを待つうちに短期間で関係破綻してしまい、その後(相手男性と)配偶者から損害賠償請求されるにいたりました。
代理人には申し訳なく思いますが、身の上を偽ったことは、正直に伝える事項で、よいでしょうか?
訴訟になった場合に、この事が裁判官の心証に悪影響になりますでしょうか?
代理人の心証も悪くなりますか?
宜しくご教示ください。
追加で、質問いたします。
訴訟になると、私側は相手男性に訴訟告知する予定でいます。
先方の代理人は、私の戸籍を照会すると思います。私の戸籍情報から知る元夫の氏名をもとに住所を調べ、現内縁の夫として、裁判に参加させる(訴訟告する)可能性はないでしょうか?
代理人には申し訳なく思いますが、身の上を偽ったことは、正直に伝える事項で、よいでしょうか?
訴訟になった場合に、この事が裁判官の心証に悪影響になりますでしょうか?
代理人の心証も悪くなりますか?
→「バツイチ子なし独身」も「バツイチ子あり」もどちらであっても損害賠償との関係ではあまり関係がないため、そこまで影響はないと思われます。
ただ代理人との信頼関係の兼ね合いで、一応代理人には正直に伝えた方がいいでしょう。
請求者(相手男性の配偶者)との関係では結論を大きく左右する事情ではないように思いますが、詳細事情によっては、相手男性の方が不貞に積極的であったというような立論も可能かもしれません。
貴方自身の心情として、【その頃に異性として興味を持たれてアレコレ聞かれるのが嫌】というものだったのであれば、心情として理解できないものではないと思いますので、そのあたりを正直に伝えれば、代理人もそこまで心証を悪くはしないのではないかと思います。
倉田先生 高橋先生
休日にもかかわらず、ご回答ありがとうございます。
高橋先生がお示しされた「 相手男性の方が不貞に積極的であった」ため、遠ざける意図でバツイチ→バツイチ子あり→バツイチ子あり元夫ありと、ハードルを上げたつもりでした。
また、交際中は相手男性から、家族の用事なら譲るけどそれ以外なら自分を優先して欲しいと言われ、誘いを断わるため子ども・家族の用事と嘘を言ったことが何度もあります。
別れ際には、妻が知ったら、内縁夫が知ったらという内容の攻撃をされ、口論をしました。
その時に本当の事を言えば良かったのかどうか、今も分かりません。
騙された事が明らかに分かるレベルの証拠が手薄なうえ、不都合な事が増えると申し訳なく、信頼関係を構築できずに訴訟突入することにならないかが不安です。
情報の取捨選択は代理人にお任せし、とにかく事実と事情を正直に伝えます。
【「 相手男性の方が不貞に積極的であった」ため、遠ざける意図でバツイチ→バツイチ子あり→バツイチ子あり元夫ありと、ハードルを上げたつもりでした。】、【交際中は相手男性から、家族の用事なら譲るけどそれ以外なら自分を優先して欲しいと言われ、誘いを断わるため子ども・家族の用事と嘘を言ったことが何度もあります。】という点に関連する証拠がありそうであれば、そのような立論をしていく方針について、代理人と改めて検討してみるということでもよいのかもしれません。
高橋先生
ありがとうございます。
とにかく、証拠が手薄なのです。
相手男性の口癖は「気持ちや考え、意見は電話か会って目を見て話そう。」で、LINE履歴を見ても、独身、結婚、離婚など具体的な文字は1つもありませんでした。毎日電話で話していたので、私から結婚や、離婚についてLINEする必要を感じなかったのです。
代理人も、相手は不倫も独身偽装も常習だろうと言っていました。
私自身、SNSはやらない、個人的な予定は手帳でなくカレンダーに書く習慣で残らず、日記も付けないので。肉付け材料もありません。
不貞は不貞なので、仕方ないですが釈然としません。
とにかく、代理人との関係に重きを起きつつ、証拠探しに取り組みます。ありがとうございますした。、