デザイン請負で相手企業から提示された業務委託契約書

こんにちは。
業務委託契約書の内容についてお尋ねいたします。
私はデザイン業の個人事業主の立場です。
企業からの契約書で

第8条(契約期間)
本契約の有効期間は、 本契約締結日から1年間とします。ただし、 期間満了の1カ月前までに両者のいずれよりも反対の意思表示がないときは、本契約は更に1年間自動的に更新されるものとし、以後もまた同様とします。

との記載があります。
今回のプロジェクト自体は半年で終了するのですが、なぜ1年と設定されているのか分かりません。
また、そのままにしておくと毎年契約更新となるようですが、更新するメリット・デメリットはどのようなことがありますでしょうか?
この契約更新により、修正義務や賠償責任の期間も延々続くという意味なら「本プロジェクトの終了とともに契約期間終了」と書き変えてもらいたいと思っております。

よろしくお願いいたします。

取引先が普段使用しているひな型をそのまま使っているだけかもしれません。
そのため、契約期間や契約の終期については、取引先と確認・協議してもよいと思います。

ありがとうございます!
契約更新に伴い、修正義務や賠償責任の期間も延々更新されるかという点についてはいかがでしょうか?

お困りのことと思います。
修正義務や賠償責任についても危惧が触れられていますが、
修正義務については、問題となりやすいところなので、ドラフトができあがってから完成までどれだけの手直しを予定しているのか。
発注者側での検収や、検収後、検収時には発覚しなかったような問題が発覚した場合の通知の期限などを設けたかなども確認されるとよいと思います。

「本プロジェクトの終了」という文言に修正するのであれば、プロジェクトの終了条件(検収完了をもってプロジェクト終了なのかなど)も明確に規定される必要があると思います。

必要に応じて、弁護士による契約書チェック(リーガルチェック)などのサービスの利用も検討してみてください。

仮に、「半年で契約が終了する」という契約であっても、「損害賠償に関する規定については存続する」という形の条項はあり得ます。
個別の条項については、契約書を見たり、お話をお聞きしないと適切に回答できませんので、お近くの弁護士にご相談されるとよいと思います。