現状回復費用の高額請求について

原状回復費用について質問させていただきます。

大手仲介業者経由で契約したオーナー管理物件の賃貸住宅に2012年2月から12年間住み2024年2月に退去しています。建物は2006年施工の軽量鉄骨製160平米、入居時にはクロスの傷や汚れなどがあり仲介業者には写真を貼付してメールで連絡しています。ペット飼育可能な物件のため、賃料3ヶ月分の敷金を支払っています。

退去時の立会い確認が無いまま、オーナーさんからクロスとハウスクリーニング代の見積書が届き、次の入居者が決まっているので、今すぐ施工しないと間に合わないから可否の返事を今すぐ欲しいと言われましたが、立会い確認が済んでいないのでと返答を断りました。その際、ハウスメーカーからの見積金額は300万円と高額だったので、別の安い業者から見積もりを取りなおしたので半額の150万円位になるでしょう。と告げられましたが、5mm程度の小さな傷と最大1cm程度の汚れが数カ所程度なのに全部分貼り替えとなっていたため、この施工内容は受け入れられないと言うと、補修ではかえって高くなる、部分補修ではクロスの色と変わってしまう、汚れをクリーニングで落とすとクロスが駄目になると言われました。

どう見ても、もともと傷のあったクロス、傷の無い押し入れ、トイレ、居室、脱衣所、どこのことか分からないランドリー、クロスを貼った際に施工会社が拭き残した汚れも含めた646.6mの貼り替えの見積書と、追加で、破損した以上の畳の補修、ベランダのクリーニングの見積書が届いたため、オーナーさんにガイドラインに沿った見積書の提出を求めましたが、ガイドラインに沿っています。との回答で平行線に終わりました。

その後、不動産取引推進機構に2度ほど相談し、先日、オーナーさんとお会いした時に、入居時にあった傷まで支払うことは出来ないし金額の折り合いがつかないので、第三者さんにお願いするしかないと思います。と言ったところ、6:4とか7:3とかどの位ならいいのかこの場で決めてほしいと言われたのでお断りすると、判例ではクロスの施工代金は負担してもらうとあるが、そうなると見積り金額の高いハウスメーカーに頼むことになると言われ、本当に困っています。

分かりにくい文章で申し訳ありません。このような場合、どの様に進めていけばよいのかご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

壁紙については耐用年数が6年ですので費用負担が発生するかから争いとなるでしょう。その他の部分についても耐用年数、減価償却をしっかりと考慮された上で出されていない可能性があるかと思われます。

当事者同士で平行線となってしまっているようですので、弁護士を立てる等の動きが必要となってくるでしょう。

早速ご回答いただきましてありがとうございます。
耐用年数や減価償却の話は何度も伝え、私共が入居する前にオーナーさんが6年住んでおり、その時に既にガイドラインによる耐用年数は超えていること、特別損耗であっても通常消耗は加味されることをお伝えしても納得はなさらず、賃貸契約時に仲介業者から配布された原状回復費用が記載されている重要事項説明書をご覧下さいと言っても、家はもらっていないから分からないと言ったお答えで、平行線の状態です。
仰るように、弁護士さんを依頼するしかなさそうです。
ご回答いただきましてありがとうございました。