発信者情報開示請求について

・発信者情報開示請求は誰でも出せる
発信者情報開示請求に ついてです。

こちらは誰でも出せるとのことですが
通るか棄却されるか分からない場合
弁護士さんに相談している中で、
「棄却される可能性がある事案ですがとりあえず出して見ましょう」となりますか?

それともこれは100%通るか分からないし
費用が赤字になるのでやめましょうと
断りますか?

お金がある人は100%通るか分からない場合でも、名誉などもありますしとりあえず出す方向で進めるかと思いますが…

一般人だと100%ではないものに費用を出すのは難しいので泣き寝入りするしかないパターンですよね。

発信者情報開示請求は、100%確実に開示が認められます!などと断言できるケースがほとんどないので、大概は「棄却される可能性がある事案ですがとりあえず出して見ましょう」となると思います。その覚悟がある方は、たくさんいますので。

そういうことですね。ありがとうございます。
追加で失礼いたします。
相手方に意見照会書が届いたら、通った!
ということになるのでしょうか?
棄却された場合その時点で相手にはもう届かないのでしょうか?

追加で失礼いたします。
その事案が得意な弁護士が受けた場合、通常通らない案件も通る可能性がありますか?

弁護士関係なく裁判官によって変わるのでしょうか?

>相手方に意見照会書が届いたら、通った!
ということになるのでしょうか?

なりません。法律上、開示請求を受けたら意見照会は原則しないといけない決まり(プロバイダ責任法6条1項)なので。
意見照会をした上で、開示を拒否されることはあります。

>追加で失礼いたします。
>その事案が得意な弁護士が受けた場合、通常通らない案件も通る可能性がありますか?
>弁護士関係なく裁判官によって変わるのでしょうか?

そもそも「通常通らない案件」と通る案件の境目もあいまいなので、弁護士の腕前や技量が結果に左右される分野ではあります。どうみてもダメなのは、誰がやってもダメですが。
また、裁判官によっても結論が変わることがあります。

ありがとうございます。

開示請求をしたらまず通る通らない関係なく
相手には必ず意見照会が届く
ということでしょうか?

そこで相手が拒否した場合
プロバイダに対して裁判を起こし
開示してくださいとお伝えする形ですか?

だいたいその通りかと思います。裁判前に一度開示請求するのではなく、時間がないので、訴訟・提供命令申立を先行させることも多いですが。

長らくご回答いただきありがとうございました。