離婚に向けた別居に伴い、不用品処分の手間賃として百万円要求されています。支払う必要はあるのでしょうか

離婚に向けた別居に伴い、以前住んでいた家の不用品の処分費用とその手間賃として百万円要求されています。支払う必要はあるのでしょうか。

どちらかに有責行為があったわけではなく、性格の不一致で離婚という話になり、現在別居に至っています。妻と住んでいた家から出て行って、引越しの際に持ち出し忘れた数点の荷物。ほとんど一般ゴミとして出せるものばかりで、大きくても扇風機一つで粗大ゴミとして出せる大きさのもの。全て処分してくれて構わないと
伝えています。しかし、その処分費用と手間賃として百万円を請求してきており、拒否しているものの、離婚の原因はそちらにあるのだから誠意を見せろといい、それを払えば離婚届を出してやるといわれています。

こちらとしては相手のモラハラが原因で家を出て行っているのですが、とはいえ原因は双方にあるのだから、支払う必要はないと考えており、かつ財産分与の現金を少し多めに渡しているので、それで精算も可能かと考えています。私自身は財産分与として分けた現金以外は今のところ何も請求しておりません。

支払い義務のないお金は払いたくないので、お力添えをお願いいたします。

双方離婚することに関しては同意しています。

離婚の際に本筋とは外れたところで大きく揉めることはよくあることです。
処分費用と手間賃としてはあまりに高額ですし支払う必要はありませんが、相手方と交渉を進めないと離婚手続きが滞るのもまた事実です。

上記費用を含めた財産分与を前提とした離婚の合意をとることが不可欠な状況のため、弁護士なりを付けて相手方に納得してもらえるような材料を揃えて離婚に向けて話し合いをするのがよいでしょう。