今後の対応についてご教示願います

隣の建築工事が原因で不同沈下が起こっています。
業者も非を認めて不同沈下に伴う外壁の補修や修繕は約束頂いています。

ただそれ以上に基礎に影響がないかが心配です。
業者に基礎への影響を調べて欲しいと依頼しましたが、工事終盤(不同沈下後)と完成後の家屋調査データしかないためこれをもって基礎への影響がないと判断しているとのことでした。

工事の1年半前のデータ(裏のマンション建築時の家屋調査データ)が幸い残っていたのでこれを工事前のデータとして活用できないか依頼しましたが経年劣化や地震の影響などが考えられるため却下され現在平行線をたどっています。

原状回復の点から1年半前のデータを工事前のデータとして扱うよう依頼したいのですが今後の対応についてご教示頂けますと幸いです。

残念ながら、現実的には、かなり労力・費用を要する可能性が高いです。
仮に、両者の主張が平行線をたどる場合は、隣地の工事に「より」基礎が傾いてたという事実は、請求する側すなわちご相談者側が立証する必要があります。
裁判等では、現状の家屋調査(うわもの)の調査のみされているようですが、基礎・地盤に関しても測定する必要があります。そして工事前と工事後のデータがあることが望ましいです。
現状で基礎が破損している(クラックが入っている)ということであれば、そのクラックが古いのか最近のものか程度の鑑定は必要でしょうし、傾いているというのであれば、工事前には傾いていないということをデータがなくともその他の事実から証明していく必要があります。
相手が応じない場合は、かなり調査費用もかさむことも想定されます。

なかなか難しい状況が理解出来ました。
早速のご対応有難うございます。