婚姻費用調停を申し立てたが、逆に相手から高額の金額を請求された

夫と別居中、離婚調停中で夫に婚姻費用を請求しています。
別居の経緯として、我が家では財布・口座を夫婦で分けており、生活費など必要なものを折半するルールでしたが、夫の生活費未払いが募り、また私が貸したり立て替えたお金を返してくれず(総額100万を超えます) このままでは私の貯金が無くなる 子どもと私の衣食住が確保できなくなる と判断したため、子どもを連れて私が実家へ帰りました。

初回調停時に婚姻費用の仮払いも拒否されました。
別居に至り賃貸契約者の私が賃貸を解約したことにより、職場まで遠くなり高速ガソリン代が多くかかる為に婚姻費用を払えないとのことでした。

次回の調停までに、相手方は払えない理由とガソリン高速代でかかった金額を記載した書面を 私と裁判所に送るよう 宿題を出されていました。

先日 相手方から書面が届きました。

高速代 14万
ガソリン代 21万

別居してからのWi-Fi通信費 半額 1万
Wi-Fi撤去の工事費用 1万

共有財産(冷蔵庫 電子レンジ 洗濯機)の購入金額の半額 24万

面会拒否に対する損害賠償 10万×3ヶ月 30万

トータル 77万の請求が私に来ました。

※冷蔵庫は、車購入時に私が頭金50万の支払いを立て替えて、その返済の意味もあって相手が買ってくれたものです。
※電子レンジ 洗濯機は 私が購入し相手は一銭も払っていません。

面会交流調停は相手方から申立てがあり、相手方に連れ去りの危険があることを考慮し初回調停の時に私から「テレビ電話での面会交流ならよい」と提案したところ、調停の場で激昂、「直接会えないなら テレビ電話での面会なんてしない!」と夫が拒否しました。
私は第三者機関を通じての面会も提案していましたが、相手の憤りがあまりに酷く、調停委員から伝えるタイミングが無かった とのことで聞いています。

婚姻費用を払えない理由だけ送ってくるのかと思っていたので逆に請求されることになるとは思わず驚いているのも正直なところですが、、相手の請求は不当と主張できますか?

相手の請求・主張が通る可能性はありますか?
また相手の主張を突っぱねる主張の仕方があればご教示いただけると幸いです。
何卒宜しくお願いします。

ちなみに別居直前から現在に至るまで
相手からの振込はいっさいありません。

・「相手方は払えない理由とガソリン高速代でかかった金額を記載した書面」

主張書面しか相手方から届いていないという状況でしょうか?
そうであれば、①全て明細を出すようにということと、②明細がないものについては一切取り合わないということをまず回答してよいと思います。

明細が出てきたものについては、調停委員側の反応も踏まえて、対応を検討する形にする。

次回の期日に関しては、上記のような対応でよいと思います。

匿名A先生
ありがとうございます。
調停委員の反応も見つつ、そのように対応してみます!

婚姻費用の計算は、基本的にはまず、双方の収入を確定すれば、標準算定方式に基づく計算や算定表で金額が算出されます。
この算出過程において、個別事情を考慮することもありますが、相手方の主張する「ガソリン高速代」は原則考慮されることはないと思われます。

ご相談者様も同様に、別居するにあたって負担した費用(引越し代や家具購入等)があるのですから、相手方だけ考慮するのは不当だと調停委員に話してみてはいかがでしょうか。

なお、それ以外の相手方の請求は不当請求と言って良いと思います。
特に面会についての慰謝料請求は通らないでしょう。
これらの不当請求があったことが離婚調停の離婚理由の一つとして考慮されると思います。

大﨑先生

ガソリン高速代は考慮されない可能性が高いとのことで安心しました。
私自身も引越し費用・その他諸費用は勿論かかっておりますので、面会交流の慰謝料も含め、不当な請求だと主張してみます。
ご回答ありがとうございました!