裁判に対する費用の話し
刑事裁判を考える時、費用が無い場合、他にも方法ありますか、弁護士さんへの費用や諸々を考えると諦めなければいけませんか
>刑事裁判を考える時、費用が無い場合、他にも方法ありますか、弁護士さんへの費用や諸々を考えると諦めなければいけませんか
どのような立場で刑事裁判を考えているのでしょうか?
もし、逮捕された、あるいは起訴されたというのであれば、国選弁護人がつくことで、当初の費用の負担はなくなります。
ご質問は「刑事裁判」を考えた場合の費用とのことですが、「刑事裁判」というのは、検察官が被告人を起訴して裁判所に有罪判決を求める手続きです。
この被告人として訴追されるかどうかは警察・検察の捜査の結果(証拠)により決まるものであり、費用の問題で諦める等の話が出てくる問題ではありません。
被告人(起訴される前は被疑者)の立場で弁護士費用が払えないのであれば国選弁護人が選任されることになります。
逆に被害者としての立場で刑事告訴等をお考えであれば、基本的には弁護士に依頼する必要もなければ裁判のための費用もかかりません。
被害届提出や告訴についての助言、加害者との示談交渉等を弁護士に依頼したいということであれば、弁護士費用が発生しますが、犯罪によっては被害者援助の制度も利用することができる場合があります。犯罪被害に遭われて弁護士に相談したいということであれば、法テラスの犯罪被害者支援ダイヤルにお問い合わせしていただいて、お近くの犯罪被害者支援精通弁護士を紹介してもらうのが良いのではないかと思います。