不動産取引の売買契約後に所有者側の事情により取引完了ができません。契約不履行になりますか?

昨年末に中古物件の購入の為、売買契約を済ませ1週間後に残金を支払予定でした。
それが支払い3日前に、所有者が高齢と病気の為、意思確認が出来ないので当方の司法書士から仲介不動産業者の指定する司法書士に変更してほしいと連絡があり、双方司法書士を立てて話を進める事になりましたが所有者側の司法書士からは直ぐに書類を作成出来ないと未だに売買取引が完了していません。
当初より所有者の代理で娘さんが窓口で出てこられていましたが、売買契約時には何の説明もされず、所有者の情報も分からないまま売買契約をしてしまいまして、司法書士さんに契約書を見せると代理人の署名、捺印もない契約書で不備だらけ、この様な契約書は見た事がないと言われました。

契約が現在どの様な状況にあたるのか、契約不履行など、このまま取引を完了させて良いのか、契約が遅延している事に対して所有者と仲介不動産業者と宅地建物取引士に責任は問えないのか、ど教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

ご相談の内容からは、そもそも売買契約が有効に成立しているのかどうかも疑問点があります。
事実関係を調査の上、手付金の返還等を求めて交渉していくことが考えられます。