居住者の滞納問題に関する親族との話し合いのリスクについて相談

マンションの管理組合の理事をしています。5年近くも管理費を滞納している居住者がいます。管理会社を通じて債権回収手続きを進め、損害賠償訴訟を起こそうとしています。
ところが最近になって、その居住者の親族が同じマンションに住んでいることが判明しましたので、親族に連絡しました。そうしたところ、親族が支払いの申し出がありましたが、それを聞いた居住者本人が「7年間にわたる分割払い」で支払うと管理会社に連絡して来ました。
現在、滞納管理費は既に270万円にも達しており、居住者の分割払いはとても信用できません。親族の話からも、居住者は信頼性にかける人物であり、新たな女性関係を作り家に帰らないこともあるようです。また親族とも信頼関係が薄いようです。
組合としては、一旦親族に滞納管理費の支払いを肩代わりをしてもらい、その後も滞納が続けば、当該居住者を強制退去させたいと考えています。そして当該居住者と親族の両方を呼び出して話し合いを行うことを考えましたが、この状況でのリスクが見積もれません。
このような相談に適切な専門家を探していますが、どなたが適切なのでしょうか?
本来であれば、管理会社の債権回収を担当している顧問弁護士になろうと思いますが、管理会社の腰が重くなかなか動いてもらえないため、他の手段を探しています。
場合によっては、管理会社による再建回収から別の弁護士に依頼を変えることも視野に入ってくるのですが、非常に難しい判断を迫られています。
よろしくお願い致します。

退去とありますが、賃貸ではなく区分所有であれば、未納金の回収という名目で競売等の手続きによる必要がありますが、予納金負担など様々な手間と費用がかかります。

親族が第三者弁済をしてくれるというのであれば、債務者の同意を得て、
回収を図ることも一つの選択肢でしょう。

現在来ている7年間分割払いは、
あまりにも問題がありますので、給与差押えなどによって回収を図ることを検討すべきでしょう(自営業であれば取引先の売掛金など)

ご回答ありがとうございます。
区分所有のため、未収金回収となります。競売の手続きにも予納金が必要となること理解しました。
親族の申し出の方が、実質的な回収につながる可能性が高いのですが、本人が応じるのかが全く不透明のため、どのようにすれば良いか悩んでおります。
7年の申し出は、5年もかけて1円も出さない人物がそのような長期間に耐えられるとは思えないので、理事会でも即時却下となっています。会社勤めをしている人物ですので、給与差し押さえも選択肢に入れて検討しようと思います。