同棲解消に伴う返金要求に対する対応に関する問い合わせ

結婚前提で約1年半同棲していた相手から内容証明が届きました。
以下、一部編集した本文です。

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貴方は、当方との間で××年○月12日に生活費の余り金と、予め多く振り込んであった当方の生活資金が◆万円である旨の合意が成立しました。
また、同棲を解消する際の条件として、貴方が退去費用と○月以降の家賃等全額負担する旨を口頭にて約束していることに加え、私は××年○月4日に退去しているため、その後の家賃等を負担する義務はありません。

それに対し、貴方はいまだに当方へ返金をしておりません。貴方は、慰謝料の差額と相殺する旨を述べておりますが、弁護士に相談したところ、貴方が私に対し相殺できる額の慰謝料が存在しないことに加え、貴方が退去費用を全額負担することは既に合意を得たものであり、生活資金の返金とは別件であるため、返金額の減額を認めることはできません。

したがって、××年△月10日までに上記◆万円を以下の口座に振り込む方法により、お支払いください。上記期限までにお支払いがない場合は、法的措置を取る所存であることを申告致します。
----本文終了----

これについて、相手の主張に納得できないため、支払いたくないのですが、何か良い方法はありますか?
新生活を始めるために出費がかさんだので、払うこと自体が厳しいです。伏せ字にしておりますが、金額は私の給与一ヶ月分程度です。
無視をして連絡を入れずに振り込みを行わなかった場合、訴訟されるでしょうか?
また、その場合私に勝機はありますか?

私が求めた慰謝料というのは、性交渉の強要に対するものです。
相手はおそらく、私の婚約破棄との慰謝料が相殺されるから、生活資金の余りとは相殺されないということを言っているように思います。

もう相手とは関わりたくなく、会いたくもないので、なるべく時間もお金もかけずに済ませたいのですが、何かいい方法はありますか。

賃貸物件の名義や契約関係、退去費用に関する合意の有無・態様
また、慰謝料請求の証拠にもよりますが、

相手方の不当利得返還ないし和解契約に基づく支払い請求に関しては、
認められるように思われます(立証の面を踏まえても)。
対して、慰謝料請求云々に関しては、立証が困難であり、相殺主張は認められ難いと思われます。
争点となりそうなのは、退去費用やその後の賃料に関する合意、負担義務になろうかと思います。この点に関して、証拠を揃えて反論するという形になるかと思います。

退去費用、慰謝料含めSNSでのメッセージにやりとりが残っていました。
退去費用は私からの一方的な婚約破棄・同棲解消、浮気という落ち度があったことで私が全額払うというものがありました。
慰謝料請求の証拠についてですが、私の方から双方求め合っても相殺されるか、もしくは私の支払額が多くなるであろうことに加えて、私の浮気という落ち度から、私からは何も求めないというメッセージを送った形跡がありました。

このメッセージを送った上でも反論できる余地があるでしょうか。

上記事情からすると難しいように思われます。

ご対応としては、紛争の終局的解決のため、
今回の請求で全て終わりとなるように書面を交わすことぐらいになるかと思います。

ご回答いただきありがとうございます。
本当は内容証明を送った側でした。騙すようなことをしていて申し訳ありません。
使い方として不適当であるだろうことを踏まえても、送られた側がどう相談するか、どういう回答を得られるであろうかを知りたくて投稿しておりました。
やはり払うしかないようで安心しました。
お時間をいただきありがとうございました。