別居が長引いていることが慰謝料増額につながるか

現在、夫の不貞相手を提訴しています。
すでにこちらは弁護士さんについていますが不安です。
まず、今現状は子供のことで経済的に離婚が出来ないけど夫とは不貞発覚後から別居し7ヶ月が経ちました。
しかし離婚は出来てないので慰謝料増額は見込めませんか?
近い将来、子供の学校の節目で離婚になるのはわかっています。
それでも、いま別居ならあまり関係ないでしょうか?

>しかし離婚は出来てないので慰謝料増額は見込めませんか?
>近い将来、子供の学校の節目で離婚になるのはわかっています。
>それでも、いま別居ならあまり関係ないでしょうか?

不貞慰謝料額については、確かに一般的傾向としては、離婚に至った事案の方がそうでない事案よりも金額が多額であることは少なくありません。とはいえ、不貞慰謝料額は、当該事案の具体的事情を総合的に検討した上で算定されるものです。現時点では離婚に至っていないとしても離婚に至るのが確実であること、それが不貞発覚に起因するものであることなどを丁寧に主張立証していくということにはなるでしょう。その他の増額事由については、不貞期間・回数、当事者の婚姻期間なども考慮され得ますので、依頼している弁護士とよく相談して主張立証に備えていただければと思います。

増額事由にはなるでしょう。
離婚前提の別居であれば、婚姻破綻の原因を作ったものとして、
増額できるでしょう。

離婚となった場合の方が慰謝料の金額が大きくなりやすいということは、実務上起こり得るかと思われます。

ただ、離婚が確実なのであれば、その旨を主張し、今回の不貞行為が原因で離婚となることについてを立証していき、離婚した場合と同程度の慰謝料が認められる可能性はあるでしょう。

主張や立証の仕方について、依頼している弁護士とよく打ち合わせをされると良いかと思われます。

ありがとうございます。