別れ話をするとお金を払えと言われる。

付き合っていた彼氏に別れ話をすると今までどれだけお金使わせてきたと思ってるん?じゃぁ10万返してよ。と言われています。どういう計算でこの額なのかも分からないし返してもまた催促されるような気がします。彼氏彼女に限らずそもそも交際費は返したりしないといけないことってあるんでしょうか?

10万返したらもう付き合いをしなくてすむという気持ちから払ってしまおうかなとも考えています、、でもそれで本当に終わるのか、向こうが決めた金額を鵜呑みにして払うのか悩んでいます。本当は払いたくないので断りたいのですが相手にどのように言うのが理解してもらえるのか教えていただきたいです。

一般論になりますが、お答えします。
例えば、通常の交際中に食事をおごって貰ったり、プレゼントを貰ったりした場合、基本的には贈与だと考えられ、返す必要はありません。
ただし個別具体的な事情によっては、返す必要があることもあります。
例えば別れた時には返すことを約束していた場合や、結婚詐欺的な関わりを持っていた場合などがあります。

相手の計算内容や、どういった根拠で返せと言っているのか不明ですし、基本的には、返せに対して「いやです」と断れば良いのですが、
相手の請求が脅すような態様、つきまとい、頻繁な連絡などある場合には、早期に弁護士事務所に相談に行かれるのが良いと思います。

ありがとうございます。
特に婚約もしていませんでしたし個別にこれは別れたら返すなど決め合ったりはしていません。相手は結婚する前提だったからお金を使ったと言っているのですが、いつ結婚するとか決めてないし婚約指輪をもらったわけでも両家の挨拶もしておらず結婚前にするような事柄は一切していません。付き合い中はこれから付き合う延長で結婚できればいいねくらいには言い合っていましたがそれは結婚詐欺になりますか?彼は結婚しようって言い合ったよね?と言います。

結婚詐欺とは、一般的に婚姻する意思がないにもかかわらず、その意思があるように装い異性を錯誤に陥らせて金銭や財物を交付させる行為をいいます。
金銭交付に向けた欺罔行為(嘘をつくこと)などが必要です。
騙す意思も必要ですので、少なくとも客観的に、最初から(付き合った当初から)結婚する意思もないのに、結婚すると言うなど嘘をつき、その嘘を前提にお金などを取ったと言えなければ、結婚詐欺には当たりません。
通常の交際では、結婚しようと言い合ったことがあったとしても、当然気持ちが変わることもありますよね。そういうものは騙したことにはなりません。