婚姻費用の主張書面でこんなこと書いていいですか?

夫から家を追い出されて、婚姻費用の申立てをしました。夫より、私の希望額の半値しかださないという主旨の主張書面を受け取りました(弁護士記載)
今度はその主張に対して、私が主張書面を提出するところです。

夫から性格の不一致として熟年離婚を申立てをされましたが、私は離婚をしないと伝え、今回は婚姻費用についてのみ話を進める状況です。

夫は、離婚して、将来自身の老後の介護を誰がしてくれるのかを心配しているようです。私は夫から追い出された身ですが、もともと夫の老後の介護をするつもりで生きてきました。今も緊急事態があれば介護の手助けをしてあげようと思っています。

婚姻費用のことで主張書面を提出しますが、「追記」として老後は緊急事態には手伝いをしてあげますよってことを記載しても良いものなのでしょうか?それとも、婚姻費用の主張書面に記載せずに伝える方がよいのでしょうか??
よろしくお願いします。

婚姻費用の負担について、夫側が将来の介護を心配していることがネックであれば、婚姻費用とは全く無関係ではありませんから、こちらのお考えを伝えることは効果があるかもしれません。
もっとも、介護はご質問者様にとっても大変なご負担となりますので、しっかりとお考えの上でお伝えすることがよいと思います。
なお、婚姻費用につきましては、合意ができなければ、最終的には双方の収入状況などを踏まえて審判決定されることとなりますので、婚姻費用の算定についてご不安があるようでしたら、弁護士へご相談されることをご検討頂ければと思います。

>婚姻費用のことで主張書面を提出しますが、「追記」として老後は緊急事態には手伝いをしてあげますよってことを記載しても良いものなのでしょうか?それとも、婚姻費用の主張書面に記載せずに伝える方がよいのでしょうか??

基本的には、介護の手伝い云々は、離婚の請求に対して問題となりうる事柄であって、婚姻費用においては関係がありません。
婚姻費用は基本的には双方の収入額で決まりますので、記載したからと言って、不利になるというものではありませんが、それは考慮されない(意味がない)という扱いになってしまいます。

調停が、離婚調停と、婚姻費用分担の調停の両方が申し立てられており、同一期日で行われていても、裁判所の記録は別(別綴り)なので、調停委員会の指示として婚姻費用に関する反論というのであれば、それに限ったほうがスムーズだと思います。

ありがとうございました。助かりました!