内定取り消しについて です。

Jchoの病院で働く医師事務作業補助者です。派遣職員としてこの3月で3年抵触を迎えます。この度正職員採用試験があり内定を頂き内定の承諾書を返送しております。先日、提出した履歴書と本来提出する予定の履歴書を間違えていた事に気付き、上司を通して人事部に正しい物を提出しました。訂正となった箇所は学歴の高卒を高校中退へ変更という物でした。人事部はその場で会社規定で高卒以上となっているので内定は取り消します。との返答で差し替えの履歴書を受け取る事も無く20秒程で終わりました。しかし募集要項の資格欄には医師事務作業補助者の資格取得者または32時間研修の修了者等との記載のみで学歴の記載が無かった為、学歴が無い自分でも挑戦できると思い採用試験に挑みました。募集要項に学歴の記載があれば私はそもそも権利がないので挑戦もせず生涯貢献させて頂けるという夢も見ることも無く派遣の抵触日を迎えておりました。私は募集要項外の事柄で内定取り消しとなる重大な事由の対象になるのでしょうか。

「経歴詐称」というタイプの内定取消事由にあたります。
募集要項に書かれていなかったとしても、真実の経歴を秘匿する経歴詐称は、重大な信義則違反に該当し得るものと思われます。
もともと、内定は、解約権留保付きの労働契約です。
法的には内定取り消しは「解雇」に該当し、解雇権濫用法理に服することになりますが、
まだ、就労が開始されていないことから、一般の通常解雇と比べて内定取り消しの正当性も緩やかに判断されるともされています。

ご記載の内容からすると、そもそも「間違い」・「過失」であるとのことですが、①ほかの一般の方の視点・客観的にみた視点でそう評価できるか、
②採用試験に提出された「経歴」と異なる「経歴」が明らかになった人を、そのまま会社に正社員として採用することが、企業秩序維持の観点から妥当といえるか
など、多種多様な事情が考慮され、『採用内定を取消すことが解約権留保の趣旨、目的に照らして客観的に合理的と認められ社会通念上是認されるか』という観点で判断されるものと思います。

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