裁判が延期になるデメリット
夫の不倫相手に不貞慰謝料請求をしています。
弁護士を立てて請求しても無視をされ続けたので裁判を起こしました。
既に最初の請求から4ヶ月も経っています。
第一回目の裁判期日には不倫相手は弁護士をつけず文章での回答。
第二回目の裁判期日には前日になって「弁護士をつける」と言い、いきなり裁判が1ヶ月も延期になりました。
こうして相手(被告)がグズグズしていることで延期になっている場合、被告の印象は裁判官にとって悪くはならないのでしょうか。
悪くなることで慰謝料の額が少しでも上がるのであれば、待たされている原告である私も少しは救われるのですが。
直前に弁護士をつけるないしつけたことで期日変更がされることは珍しくはありません。
繰り返し裁判期日を空転させる等の行為があれば別ですが、現時点の対応では裁判の結果には影響はしないでしょう。
ありがとうございました
日本の民事訴訟は、必ずしも弁護士を代理人に付ける必要はなく、本人対応で行われているものも相当数あります。その中には、本人対応し切れず、訴訟の途中から慌てて弁護士を代理人に付けてくるケースもあります。このようなケースでは対応が後手に回っている印象を与えることは否めないように思います。
しっかりとした内容での訴訟提起が原告側からなされている場合には、被告側の対応が後手に回っている間に、裁判所が訴状•証拠等に基づく心象をある程度形成してしまっている可能性も否定できず、原告側に有利に訴訟が展開することもあるかと思います(細かい点ですが、被告側の対応が後手に回り、訴訟が長期化すれば、それだけ遅延損害金が増えるリスクを被告側が負うことになります)。
あなた側としては、ご依頼されている弁護士の方とよく協議の上、今後もしっかりと訴訟対応して行かれればよろしいかと思います。