夫婦関係の破綻とみなされるか?
夫が単身赴任中4年目で、そこの部屋の鍵をくれません。義母が持っていて手放さない様子です。私が夫と会うときはホテルが
多いです。浮気はないです。
夫から離婚調停を申し立てられました。不仲のため同居する意志はなかったという主張ですが、「同居したくない」と言われたことはないです。
訴訟になったとしても、私は離婚を回避したいです。鍵をくれなかったことは、夫婦関係の破綻とみなされますか?
ご質問ありがとうございます。
一般的に、単身赴任により一緒に住んでいないということで、別居と扱うことはありません。
夫婦関係の破綻(離婚原因)の判断は、鍵を渡されていないことに加え、
単身赴任の場所とご自宅の場所の距離や交通の便、旦那さんがご自宅に帰ってきていたか否か、帰ってきていたとしてその回数、生活費の支払い状況等を
考慮することになると思われます。
旦那さんから、同居したくないと言われたことがないことは、離婚原因がないことを認める事情になり得ます。
可能であれば、ご依頼になるかは別にして、お近くの弁護士に直接相談して、具体的事情をご説明のうえ、アドバイス等を求めることをお勧めします。
私が夫に飛行機で月1(1泊)で会いに行く形でした。夫は職場に呼び出さることがあるので、私に会いに来るのは難しいとのことでした。共働きで私も平均の収入があるので生活費はもらっていませんでした。
一般的に「別居」期間が3-5年が離婚の目安とされています。
相手方は、「単身赴任」が4年となったことで、離婚調停を申し立てたのだと思われます。
問題は、「単身赴任」なのか「別居」なのかです。
・単身赴任になった事情
・単身赴任時のあなたへの説明
・盆や正月など(盆・正月が繁忙期の業態であれば、振り替えとなる時期)の帰省
上記を確認し、記録(メールやLine)が残っていれば保存しておきましょう。
部屋の鍵を渡さず、ホテルで会うというのはいささか不自然ですので、その件についてどういう説明・やりとりをされたのかも今一度ご確認ください。