転職後の収入が未確定で、婚費に同意しないといけませんか

去年から婚費調停を起こしました。先日決まるはずが、「年を越したので、最新の収入で算定額を決めてほしい」と相手に言われ、次回が3月です。
でも4月に転職をします。転職後の収入は未確定で、上がるか下がるかも分かりません。特殊な業界で就職してから給料通知をもらいます。
3月のときに転職してからの収入が分からないので、再度調停を開いてほしいというのは難しいですか?

大きな収入変動がありうるのであれば、
4月以降に期日を開いてもらうよう裁判所側に打診されてみてはいかがでしょうか?
裁判所側の人事異動等で3月決着をしたいという事情はあるかもしれませんが、
転職という大きな事情変更が明らかな以上、4月以降の収入を考慮したうえでお決めになるべきでしょうから。

部屋の予約と調停委員や相手方の都合で4月は折り合いが付きませんでした。
大きな収入変動というとどれくらいが理由になりますか?年50万くらいは変動する可能性があります。

次回期日までまだ時間がありますので、
弁護士にご相談なさってみてはいかがでしょうか?

婚姻費用の場合、弁護士に代理を依頼すると費用の面で難がありますが、
もう妥結間近という状況であれば、その点を考慮する事務所もあるかと思います。

転職は大きな事情ですし、裁判所側の事情もわからなくはないですが、
弁護士をいれて交渉なさったほうがよいかと思います。
一度決まったものを変更するのは難しいですし、長期間後悔をしながら過ごすのは精神的な面でもよろしくないように思われます。

>大きな収入変動というとどれくらいが理由になりますか?年50万くらいは変動する可能性があります。

【転職後の収入は未確定で、上がるか下がるかも分かりません。】ということですが、婚姻費用や養育費の増減に影響する事情の変更とは、一般論としては、3割程度の増減が1つの目安になります。

4月に転職により収入が変動する(増えるか減るかもわからない)ということであれば、3月の期日では調停を成立させずに、もう一期日転職後の収入がわかる時期に期日を伸ばすということで良さそうに思います。
これまでの調停の経緯を踏まえて、弁護士に面談相談で助言をもらっても良いかもしれません。

4月以降になれば転職後の収入状況がわかるのであれば、調停の成立を伸ばし、収入状況が分かった段階であらためて婚姻費用の算定をされると良いでしょう。

現時点で決めて後から減額調停をするということも可能ですが、収入状況が不明確な段階で調停を成立させることはお勧めできません。

期日まで時間もまだあるようですので、場合によっては弁護士に相談をし、代理人を立てることも視野に入れても良いかと思われます。