親名義の不動産売却における買い手の支払い保証に関する相談
親名義で親が住んでいる家と土地を売りに出しています。
親は駅や病院に近いインフラが整った別住宅に3月に引っ越し予定です。
買い手にAさんという方が名乗りを上げました。
Aさんは資金が800万程足りません。しかし現在住んでいる賃貸の契約上、春には出ないといけないそうです。
そこで親の物件に引っ越してから、後で資産の売却が出来たら800万の支払いをする…と言っています。
しかし、Aさんの資産の売却は絶対に出来るという保証はありません。何年も売却できない可能性もあります。
親は「良い人そうだから」という理由でOKしようとしていて、私は不安があるので絶対にOKしないでほしいと言っています。
そこで質問です。
①仮にAさんに売ってしまい、800万が回収できない場合はどうなりますか?
もしも回収できない場合のリスクを親に説明したいです。
②800万を回収するために法的に有効な書面を作成したいです。800万回収出来なかった場合どうするかなど、盛り込むべき内容があればアドバイスが欲しいです。
③こういったイレギュラーな売買の場合にかかってしまう税金もあれば教えて下さい。
よろしくお願い致します。
①800万円の支払がなかった場合は、
当該不動産から回収を図ることになるかと思いますが、
先に第三者に譲渡されてしまった場合などは、かなりややこしいことになります。
②800万円の支払いを後回しにするのはリスクでしかないので、
買主側でローンを組むなどして対応してもらうことを検討すべきように思います。
ご回答ありがとうございます。
①Aさんが他のBさんに譲渡してしまう可能性があるということですよね?
それは800万の抵当権をつけることで回避できるかと考えていますが…それでも「ややこしい」何かしらは起こるということでしょうか?
可能であれば例えばどんなことが起こるか教えていただけませんか?具体的なことを両親に教えたいのです。
②当方も後払いにはリスクしか感じることが出来ず、不動産屋を通してローンを組まれないのか質問しています。
抵当権設定(準消費貸借)をお考えであれば、譲渡によるリスクはあまりないですね(短期賃貸借保護制度の廃止等で占有屋対策などはされていますので)。
ただ、抵当権実行には費用も時間もかかりますので、その手間と費用をわざわざ売主側が負う必要があるのかという気はします。どうしても早急にまとまった資金が必要ということであれば別ですが。
抵当権設定に伴う費用、抵当権実行の際の費用(予納金等)で100万円弱ぐらいの負担にはなるように思います(予納金等は競売後回収見込みとはいえ)。
ご回答ありがとうございます。
抵当権設定・実行等にかかる費用は買い手側に支払っていただくつもりでした。
しかしただでさえ資金のない買い手側ですから、負担が増えることは望まないと思います。100万弱は相当キツイと思われますし。
費用を負担してもらったとしても、親がやらなければいけない作業が増えるのは親にとっても負担ですし、
やはり買い手にはローンを勧めて、後払いの金銭やそれに伴う面倒な作業のリスクを親にも買い手にも理解して頂けるよう努力してみます。
ご意見ありがとうございました!