高齢者の借金トラブルについての対処法について相談したい

お世話になります。私の叔父についてご相談させてください。
叔父は現在90歳の高齢で、妻子なく独り身です。
認知症の症状がひどく、最近から私がケアをするようになってから、叔父が借金を抱えていることを知り、どうしたらよいのか分からず、困り果てています。

2年前に、叔父が懇意にしていた知人Aさんからの依頼で、Aさんが事業資金を借り入れする際の担保の一部として、叔父の自宅を担保提供しました。
ところが、Aさんが返済不能になったため、叔父の自宅も差し押さえを受けました。
そこでAさんは、その差し押さえを解除するための資金1000万を用意し、Aさんの息子名義の口座から、叔父の口座に振り込み、それを保証協会に支払う形で差し押さえを解除しました。
その際、Aさんの息子から、叔父が1000万を借りたという金銭消費貸借契約書を結んでありました。
そして、その1000万の借入れに対して、叔父の自宅に抵当権設定がされていました。
つまり現在、叔父はAさんの息子に対して1000万+利子の借金がある状態です。
そのままにしていては、どんどん借金が膨れ上がりますし、返さなければ自宅を差し押さえられ、家を失います。
もちろん、自宅を担保提供してしまった叔父の過失ですが、その当時から叔父は判断能力が余りない状態で、信用しきっていたAさんに全てお任せして、実印なども預けて勝手に手続きされたようです。
叔父は内容を全く理解していませんでした。

そもそも元はAさんの借金ですし、高齢で判断能力が低下していた状態の契約なので、1000万円の金銭消費貸借契約を無効にできないだろうか…(ただ、2年前の時点では、認知症の診断は下りていませんでした)
もし、裁判で争った場合、勝算はあるのか…?
何か和解案はあるのか…?
お知恵を拝借頂けると幸いです。

金額的にも大きい事案ですし、高齢者事案、また本人からの相談ではないということで、方針だけ簡易的に回答します。

①金銭消費貸借契約の無効主張、抵当権抹消請求
 ②契約無効は前提であるが、仮に有効であったとしても、
  Aに対する求償権を根拠にAとAの息子と交渉