レジのアルバイト中「殺○ぞ」と言われた。
今日、レジのアルバイト中「殺○ぞ」と言われました。
自分は今高校生で大体3、4か月前からレジのアルバイトを始めました。
レジのアルバイトを始めてから今に至るまで、 ほんとにちょっとしたクレームが1、2回あったかな?くらいで特に文句や暴言を言われたことはありませんでした。
ですが今日いつものように接客をしていたら、「遅ぇんだよ」と言われ去り際に「殺すぞ」と微妙に聞こえるくらいの距離で言われました。年齢は60代くらいの男でした。
自分で言うのもなんですが、接客をしていた時に何かもたついていた訳でも、何かミスした訳でもなく、いつもの様にテキパキやっていました、なのにこんなことを言われました、「遅ぇんだよ」と言われ挙句の果てには脅迫ですよ。
もし仮に、もたついていたり、何かミスをしていたとしても「殺○ぞ」なんて絶対に言っては行けない事です。
接客態度に問題は絶対無かったと思います。
今に至るまで先輩や店長、お客様に接客態度を指摘された事は1度もありません。
被害届とか出せますか?仮に出せたとして意味はないと思いますが…
ムカつくし悲しいです。
「殺すぞ」との発言は、相手の生命に危害を及ぼす旨を告げたとして、脅迫罪が成立する余地があります。
また、犯罪捜査規範によれば、下記の通り定められています。
(被害届の受理)
第61条 警察官は、犯罪による被害の届出をする者があつたときは、その届出に係る事件が管轄区域の事件であるかどうかを問わず、これを受理しなければならない。
以上を前提にすると、被害届を出すことは、理屈の上では可能といえるでしょう。
ただ、本件のように、お店に来た見ず知らずの人物が犯人となると、犯人の特定に相当手間がかかりそうです。
例えば、その人物がお店を出てから自宅に戻るまでの様子を、お店の防犯カメラや街中に設置してある防犯カメラをくまなく精査して割り出すなど。これは大変な労力を要します。その人物が会計時にクレジットカードや電子マネーを使っていたり、お店のATMを利用するなどしていれば、比較的特定は容易ですが。
また、「殺すぞ」との発言も、本当にそのような発言があったのか、仮にあったとして、本当に質問者様に対して向けられたものなのか。これらを立証するのも、録音・録画や至近での目撃者の存在などがない限り、簡単ではなさそうです。
仮に犯人が理論上特定可能であっても、質問者様が投稿された事実関係を前提にしますと、これだけで捜査機関が全力で捜査をするのは、なかなか難しいのが実情です。
ただ、仮にミスをしていたとしても「殺すぞ」などと言ってはいけないのは、質問者様のご指摘の通りです。
質問者様にもできることがあります。それは、様子のおかしい顧客の特徴や発言内容を控えておき、お店の管理職の方に情報共有することです。
同僚の方への注意喚起にもなりますし、今後、万一何かあった時の備えにもなろうかと思います。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
とても参考になりました!
佐藤弁護士、ご丁寧な回答ありがとうございます。