モラハラで別居中の子連れにおける転校と監護権・親権に関する影響について
モラハラで子連れで別居し県外に来ております。子供は小学生と保育園児です。
小学生の子は現在学校にいけていないので、学校とやりとりをして宿題をしたりしています。夫に勝手に子供達の住民票を移し、転校することは監護権や親権にあたって不利になるのでしょうか?
今の学校まで電車で通うと2時間近くかかるので子供の負担が心配で、離婚後も実家近くに住むことにしたいので、なるべく転校させたいです。
通学による負担を考えると、現住所に住み続けるのであれば転校をさせる必要があると思いますが、転校による負担がお子様に生じることに注意が必要です。
モラハラが原因で転居し、転校後にお子様が安定した学校生活を送れているのであれば、監護権や親権の判断で不利な事情となることはないと思います。
むしろ、お子様に適切な教育を受けさせていないことが不利な事情となりますので、学校をどうするかお子様とよく話し合って、できるだけ早くお決めになる必要があると思います。
なお、現住所を知られたくないのであれば、住民票の交付等制限を申し立てることをご検討ください。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/dv_shien.html
ご質問ありがとうございます。
親権や監護権の判断においては、様々な要素が考慮されますが、
お子さまの教育を含めた住環境も重視されます。
ご質問者様の別居に至る経緯について、問題ないものであれば、むしろ学校に通える環境にしてあげることは、
親権や監護権の判断のプラスになることはあっても、マイナスになることはないと思われます。
親権や監護権の判断の際には、その他にも、今までの主たる監護者が誰であるか等の点を考慮されます。
今後の手続を含めて、可能であれば、お近くの弁護士に直接相談して、アドバイス等を求めることをお勧めします。