不貞とプライバシー侵害の示談交渉中における義両親への一筆書要求の法的責任と問題点について

私がしてしまった不貞とプライバシー侵害において、相手の女性と示談交渉中なのですが、賠償の支払い以外に、嫁の実家に住んでるが故、義両親には既に相談の為に全容を話したのですが、それを信用に足りないということで、一筆書かせろと相手からいわれてしまっています。

書けないのなら示談には応じない、家に押し掛けるなどを言われているのですが、示談の書面に当事者ではない義両親の一筆は必要なのでしょうか…?

自分のしたことに対して相手には償っていきたい思いは伝えていますが、ここまで応じるのは何か違うというか、強要されている気がして義両親も困っている状態です…

法的に一筆書かせることの責任の有無や、相手の行動に対しての問題点をご指摘いただけると助かります…

一筆書かせろと相手からいわれてしまっています。
>>応じる義務はございません。

無理難題を言われているのであれば、話し合いでの解決を諦め、裁判での解決を目指していただくのも一つです。
応じることができる範囲であれば、相手方の意向もある程度汲み取ったほうがよいですが、どちらかといえば、なにかするとしても示談(合意)の約束内に含めておき、示談成立後に約束を履行するのが通常であるようにも思います(そうでなければ、あとからあれもこれもと言われてしまう場合もございます)。

>書けないのなら示談には応じない、家に押し掛けるなどを言われているのですが、示談の書面に当事者ではない義両親の一筆は必要なのでしょうか…?

不要です。家に押しかけられるようなことがあれば、それは刑事事件にもなり得ることになります。
なお、「相手」というのは、貴方(男性)の不貞相手(独身)ということであり、現状、いわゆる貞操侵害を理由に慰謝料請求されているという状況だと解した上での回答です(不貞相手の夫から不貞慰謝料請求されるというのが通常だと思われるため。仮にそうだとしても、上記のとおり、結論としては不要です。)。

ご両親は法律上無関係ですので、応じる必要はありませんし、無理に署名を強要し、家に来るといったことがあれば別途刑事事件となり得るかと思われます。

裁判外での和解として早めに終わらせるために応じる義務がないものについても譲歩して応じ早期解決を目指すのか、義務がないことについては応じず争っていくという方向で進めるのかについて検討された上で、対応をどうされるか検討する必要があるでしょう。

一度弁護士に個別に相談をされても良いかと思われます。