採血時の神経損傷による慰謝料請求の可能性について

訴訟により慰謝料を取れるかどうかが知りたいです。
以下、概要になりますが全て録音はなく、
現在までに発生した治療費は先方全額負担の上、すでに受け取っております。

[概要]
社内受診の健康診断に伴う採血時、激しい痺れが発生し、現在治療中、未だ軽い痺れが残っている。
採血時に注意すべき事項をほとんど実施していなかったため、先方に責任が有ると考えている。

[採血時の流れ、病院での診断]
2021年6月22日に採血を実施。穿刺時に、痺れを感じた。
声を上げたため、看護師から痛みがあったかを問われ、ビリッという痛みがあったと返答。
看護師からはそうですか、とだけ言われ、そのまま採血続行。
採血完了後、針を抜く際に激しい痛みと痺れを感じ、大きく声をあげた。
痺れましたか?と聞かれ、肯定すると、そうですか、とだけ言われ、採血箇所に絆創膏を貼り、その上にバンドを固定。
休憩を挟んだ後、痺れが残っていないからを聞かれたため、痺れが残っていることを伝えたが、特に何も言われなかった。

採血後1週間経ち、採血直後からずっと、同じ箇所がピリピリ、チクチクと痺れているような感覚があった。
箇所は左肘〜左腕〜左手根部〜五指であり、特に、腕を伸ばそうとすると激しい痛み、強めの痺れに襲われます。腕を曲げていれば、チクチク、ピリピリの感覚のみ。
腕を伸ばしてしまった時の痛みが、日が経過するごとに、少しずつ強くなっている感覚があり、社内にて、同担当会社による再検査を実施。
神経が傷ついている可能性が高く、要外部検査判定とされ、外部の病院を受診、左腕正中神経損傷と診断された。

2年半たった現在、引き続き軽い痺れが残っている。

[神経損傷等を回避するために注意すべき事項について]

判決事例の参考: http://www2.kobe-u.ac.jp/~emaruyam/medical/Lecture/slides/181129kumamoto2.pdf

リンク先p.9より、本件は採血時に注意すべき事項をほとんど実施しておらず、責任が有ると考えている。詳細は以下。
①静脈を怒張させるための行為をせず、わざわざ肘の内側に穿刺。内側は神経が多く、医療常識的に穿刺を避ける箇所である。
②実施せず。
③不明
④不明
⑤電激痛を訴えてもそのまま採血続行。

ご回答のほど、宜しくお願いいたします。

ご相談内容の限りですお応え致しますと、今回のお怪我についての通院慰謝料、後遺障害が残る場合は後遺障害慰謝料、労働能力喪失の逸失利益を請求できる可能性はございます。
一度、弁護士に相談してみることをお勧めします。