募集要項と異なる転勤命令について

転勤について教えていただきたいです。
私は東京に本社を構える企業の正社員として勤務しています。
私が採用されたコースの募集要項には「原則、本社勤務」と記載されており、就職活動時の私は本社勤務できることに魅力を感じ、当該コースの採用試験に合格し現在に至ります。
採用後の人事の説明では、「確かに原則本社勤務ではあるものの、係長に昇進するタイミングで一度転勤がある。ただ、長くても2年間の転勤であり、その後は本社に戻り本社勤務を続け専門性を高める。」とのことでした。
ところが、最近になって会社の方針が変わったようで、私の採用されたコースでも会社が必要と判断した場合は全国の支店への転勤することとなりました。
実際、私のコースの先輩社員が今年度の4月に2度目の転勤を命じられました。
私は東京の本社で働くことに魅力を感じ入社しました。また、家庭の事情があり実家のある東京を長く離れることができません。
もし私が今後転勤を命じられたら、拒むことはできないのでしょうか。会社にも事情があるとは思いますが、いわばこういった後出しの制度変更は認められるのでしょうか。
なお、改めて労働条件通知書を確認しましたが、転勤に関しては有無で表現されることになっており、私の場合は有となっていました。
ご意見よろしくお願いします。

まずは就業規則を確認することを勧めます。就業規則の変更により事後的に転勤が認められたのかそれとももともと転勤があることは就業規則に記載されていたのかが重要です。もっとも、一般的に転勤命令は広く認められるので、就業規則上転勤が予定されている場合に転勤を拒否できるのは介護が必要な扶養家族がいるなど特殊な事例に限られます。