貸主の突然の駐車場大幅値上げに同意しなかったら解約通知が来ました

契約している駐車場が、突然来月から値上がりすると言われ(現状より¥11,000値上げ)、添付されている同意書を返送していません。
”土地建物価格の高騰、諸物価の上昇によりやむをえず、近傍類似物件の駐車料金も参考にしたうえで”値上がりとのことです。

貸主の一方的な値上げよりも現状の契約期間が優先されると以前こちらで質問した際に答えてくださった方がいましたので、それを参考に同意書を返送しないでいたところ、
”ご同意いただいていらっしゃるご契約者様が複数いらっしゃることも踏まえまして、同意されないご入居者様に関しては、来月末を以て解約”
とメールをもらい、これから解約通知書を送るとのことです。

当初の契約書面には、
・契約期間に関する条項では→『期間満了の1か月前までに甲乙からの契約終了の意思表示が相手方になされない場合はさらに二年間自動更新されるものとし、以後も同様とする』
・契約の期間内解約通知に関する条項では→
『1.甲(貸主)が本駐車場の敷地を自己の用に供する等のために、本契約を中途解約しようとするときは、一か月前に乙(借主)に対し、書面で通知するものとする。
2.乙が本契約を中途解約しようとするときは、一か月前までに甲に対し書面で通知するものとする』
とあります。

こちら(乙)ができる対応はありませんか?
このまま一方的に解約させられるしかないのでしょうか?

契約書の他の条項も関係するかも知れませんので断言はできませんが、
貸主からの中途解約は、「自己の用に供する『等』」の中途解約のみが予定され、他の解約理由が記載されていないのであれば、契約期間途中での解約はできないという解釈も可能でしょう。
無視ではなく、その旨をきちんと伝え、期間内はそのまま使用継続することを伝えるべきではないでしょうか。