一年前にチケット詐欺に遭ってしまったが、返金を諦めたくない

去年、某アーティストのライブチケット詐欺に遭ってしまいました。
Twitter上でのやり取りだったのですが、先払いを提示され、支払ってしまいました。

日が経つごとに怪しさを感じる点が多々出てきたので、相手を傷つけない嘘をついて「こういう理由なのでチケットの返金をしてください。」と頼みました。
すると、すぐに「わかりました。〇〇日に返金します。」と返事が来たため待っていたのですが、一向に支払われることはありませんでした。

その後、何度催促しても「〇〇日までに返します」とは言われるものの、あれこれ言い訳をされて一円も返金されることがなく、最終的に向こうからブロックされた後にアカウントを削除して逃げられてしまいました。

当初から違和感を覚えていましたが、距離感などが怖くて断りきれませんでした。

一年経った後(つい先程)ダメ元でインターネットでその詐欺師の名前を調べたところ、Twitter以外でも詐欺行為をはたらいて多くの人からお金を騙し取っているようでした。

そのたどり着いたサイトには詐欺師の名前だけではなく、住所や電話番号なども記載されており、私が知っている情報と一致していました。

詐欺師の口座番号はアカウント削除のせいで再度確認することができませんが、振込の履歴は残っています。詐欺師とやり取りしたスクリーンショット(一部)と、アカウントのスクリーンショットは残っています。

住所も向こうから押し売りされた物があった関係で知っていましたが、伝票は捨ててしまっています(ただ、県と市は覚えていたため間違いないと思います)。

このような場合でも、この詐欺師を詐欺罪で訴えることは難しいのでしょうか。泣き寝入りするしかないのでしょうか。

私がたどり着いたそのサイトを見る限りでは、詐欺師の住所を知っている人は直接家に行って全額返金してもらえたパターンが多いようでした。

ちなみに私の被害額は5万円前後です。

詐欺罪として処罰を求めたいということであれば、一度警察に相談に行かれた方がよいかと思います。
ただ、詐欺罪というのは、騙されてお金を払ったというような場合に成立する犯罪ですので、今回のケースでは、相手が、チケットを売るつもりがないにもかかわらずチケットを売ると言ってあなたからお金を受けったという状況であれば、詐欺罪が成立する可能性はありますが、返金すると言ったにもかかわらず返金しないという事情だけでは詐欺罪というのは難しいかもしれません。

ご質問ありがとうございます。

ご質問者様の一番の目的が、相手に刑事責任を負わせることであれば、警察に被害届を出すといいですよ。
それにより、警察が動けば、場合によっては、相手の方からご質問者様に示談の提案があり、
被害金額を取り戻せる可能性はあります。
ただ、詐欺罪に当たるかは、事情によりますので、警察が動いてくれるかは即断できません。

ご質問者様の一番の目的が、支払ったお金の返金であれば、ご記載のように、相手に返金の請求をしたり、
裁判上の手続(訴訟等)を取ったりすることも考えられます。
あるいは、上記したとおり、まずは、警察に被害届を出して、示談できれば目的を達成できますし、
警察が動かなかったり、相手から示談の提案がない場合に、初めて、返金のための裁判上の手続をとることも考えられます。

ご参考にしていただければ幸いです。