傷害事件の示談金相場についてお聞きしたいです。
傷害事件の加害者として、会社の同僚に右蝶形骨を骨折(ひび割れ)させ全治4週間の怪我を負わせてしまいました。
二週間ほど前に警察の取り調べは終わっています。
被害者と私の共通の知人を通じて示談のお話をしたのですが、弁護士を通じて適正な示談金を提示してもらえないと示談には応じられないと回答がありました。
私は金銭面の事情で弁護士の方をお雇いできないため、このケースにおける示談金の相場を教えていただけますでしょうか?
不足事項がございましたら、都度補足をさせていただきます。
怪我の慰謝料については、賠償実務では、交通事故の賠償基準が参考にされています。
例えば、赤い本別表I 通院1月は慰謝料28万円、通院2月は52万円などです。
ただし、事案の類型等に応じ、修正して適用する必要があります。
交通事故は過失犯であるのに対し、暴行による傷害は故意犯であることは、交通事故の場合よりも、慰謝料額を増額させる要因となり得ます。
骨折等の怪我の場合、通院期間と実際の通院日数•頻度に差がある場合があり、通院期間のうちのどの程度の期間を慰謝料の対象期間とするかが問題になることがあります。通院期間は長いものの、実際の通院日数が少ない場合には、通院期間に対応する慰謝料よりも少ない金額となる可能性があります。
通院慰謝料、赤い本別表Ⅰなどのワードでインターネット検索し、それを参考にしながら、増加要素と減少要素を踏まえ、賠償金額を提案してみてはいかがでしょうか。
また、お住まいの地域の法テラスや弁護士会等で無料相談を受けられるかもしれませんので、問い合わせてみてもよいかと思います。
回答くださりありがとうございます。法テラスや弁護士会にお問い合わせをしたのですが、刑事事件に関しては有料になってしまうようです。
私個人で算出した金額ですとお相手の方も抵抗あると思いますので、弁護士の方の無料相談で明日お話を伺う予定です。
また、電話相談でとある弁護士の方に相談したところ、同じように交通事故の賠償基準を参考にするが入院・通院日数は通常被害者側の弁護士を通じて連絡いただくものと回答されたのですが、被害者の方も弁護士の方をお雇いするほど金銭的余裕がないと伺っております。個人間で入通院の日数をお聞きできない時はどのような金額の決め方が良いでしょうか?