父が亡くなる直前に兄が父の預金口座を解約していました。対抗する手段ありますか?

父が亡くなる直前に兄が父の預金口座を解約していました。解約した時期は父は自宅で療養中でしたが末期がんで緩和ケアを受けており意識は朦朧とし、うなずくのがやっとの状態でした。兄は父が亡くなってすぐは口座解約のことは私には隠しておりましたが口座解約が知られてからは兄が父へ貸したお金の返済だったと主張しております。借用書もあるとのことですが父が亡くなってから実印や印鑑カード、銀行印がないと兄は言ってます。父に貸したお金があったにしろあまりにも金額がかけ離れており借用書の真実性にも疑問があります(まだ見せてもらってません)。銀行も解約時の状況は裁判所の調査でないと教えてくれないとのことでした。この場合、兄からお金を取り戻す方法はあるのでしょうか?

銀行に取引履歴の開示請求をしてみるといいでしょう。
解約してるので、応じない可能性もありますが、応じて
くれる場合もあります。
弁護士に紹介請求をしてもらいましょう。
これも、応じる場合と応じない場合もあることが予想さ
れますね。
あとは、遺産分割調停を申し立てるといいでしょう。
開示の可能性は高まりますね。

分割すべき遺産が他にあるなら,遺産分割調停の中で,預り金ないし現金名目で遺産にあげて分割を求めればいいでしょう。借入については,借用書だけでなく,何のために借り入れたのかが重要で,相手方としては,その説明が必要になってくるでしょう。
調停で決着がつかなかった場合(相手が遺産として認めなかった場合)は,それについては,訴訟で請求することになります。

あなたが相続人であれば
取引明細や解約時の払い戻し請求書などを
取り寄せることができます。
銀行によっては、払戻請求書などは
弁護士照会、裁判所の調査嘱託でないと
応じない場合もあります。

解約されたお金は不当利得返還請求で
あなたの相続分の割合を取り戻せる可能性が高いので
弁護士に相談した方がよいと思います。