元婚約者の弁護士から事実とは異なる文書と共に法外な慰謝料を請求されています。

相手とは2023年の頭に数ヶ月ほど交際したのち数週間の婚約期間がありました。
相手から文面で婚約解消の旨を送られたため、それに当方も文面で同意しましたが約2ヶ月後に、

・交際初日から婚約していた
・当方が一方的に婚約を破棄した

と、指輪や交際費、300万ほどの慰謝料と共に上記のような虚偽が記載された請求書を相手の弁護士経由から送られてきました。

相手の性格上、むしゃくしゃして自分の言い分をそのまま弁護士に書かせて送ってきたのだろうと思いましたが、念のため法律の有識者に相談し「絶対に婚約破棄には至らない、破棄だとしてもあなた(当方)が有責になることはない」と助言をいただきました。

助言を得た上で、相手方の弁護士に電話し、送られてきた請求書に関しても証拠と共に反証しつつ、聞き逃しがないか逐一確認しながら、「事実とは大幅に乖離するため、もう一度相手と事実確認してください」とお伝えしましたが、「耳が遠くて聞こえない、これは事実なんだ、確認する義理はない」とのことでした。
相手には自宅も職場も知られており、相手の性格や元々精神疾患を患っていることから付きまといや他害行為に発展する可能性も否定できないため、相手を刺激しないように転居も検討しつつ、「当方も忙しい立場であるため返書までかなりお待たせします」とお伝えし「待っています」と返答を得ましたが、約1ヶ月後に「法的手段に出ます」と弁護士経由で届きました。

この場合、

・放置した場合どのような事が起こりうるのか(何もなかったケースから最悪の事態まで知りたいです)

・婚約指輪、結婚指輪を返却するだけにできるか

・当方から弁護士に正式に依頼する必要があるのか

・当方から弁護士に依頼した場合、当方の弁護士費用を相手に請求する事ができるのか

・当方が弁護士に依頼する事で接触禁止の誓約書を相手に書かせる事ができるのか

・警察に相談するのは手段となるか

・相手のいう「法的手段」はどのようなものか

・調停や訴訟になるのか

・相手方弁護士は「虚偽の主張」「真実義務に違反」になるか

・相手に何のメリットや確信があってこのような虚偽の文面を突きつけてくるのか

・そもそも相手は当方から慰謝料を取れるのか

を知りたいです。

虚偽の請求書に関しては全て反証できるように証拠、仲人とのやり取りと証言を揃えております。婚約期間もかなり短く、精神科を受診しようとどんなに精神的苦痛を主張しようとお互いに慰謝料は発生しないそうです。相手の家族が豪遊した旅行費用も何故か請求に含まれております。

婚約解消に至った理由としては、相手が会社で不正を働きその不正が露呈したことをきっかけに関係性が悪化したためです。
妊娠なし、両者の転職、退職、退去を含む引越しなし、同棲なし、婚約解消後はお互いに元通りの生活に戻りました。付き合った期間より別れてからの期間の方が長いです。

早く縁を切って終わりにしたい所存です。
多忙な所大変恐縮ですが、先生方のお知恵を少し貸していただけると幸いです。

・放置した場合どのような事が起こりうるのか
→ 相手が弁護士に依頼している状況に考えみると、相手から訴訟提起等をしてくる可能性があります。

・婚約指輪、結婚指輪を返却するだけにできるか
→ 相手がそれで納得する場合には返却で済むでしょうが、それで納得しない場合には、訴訟等の可能性は残ります。

・当方から弁護士に正式に依頼する必要があるのか
→ 双方の主張に隔たりがあり、相手が弁護士に既に依頼している状況等に鑑みれば、あなたの方でも弁護士に依頼して代理人として対応してもらう方法も考えられます。

・当方から弁護士に依頼した場合、当方の弁護士費用を相手に請求する事ができるのか
→ 日本の裁判実務上、ご自身の弁護士費用は原則として自己負担となります。

・当方が弁護士に依頼する事で接触禁止の誓約書を相手に書かせる事ができるのか
→ 示談又は裁判所での和解において、接触禁止条項を設けることに相手が同意すれば、接触禁止条項を設けることも可能ですが、示談も裁判所での和解もあくまで相手の同意を要するため、相手が同意しない場合には、接触禁止条項を設けることは難しいものと思われます。

・警察に相談するのは手段となるか
→ 相談してみる方法はあるかと思いますが、民事不介入や民事の問題であること等を理由に、警察に刑事事件として動いてもらえない可能性もあるでしょう。

・相手のいう「法的手段」はどのようなものか、調停や訴訟になるのか
→ 弁護士を代理人としている状況に鑑みれば、裁判所を使用した手続き、調停や訴訟の申立て•提起等が考えられます。

・相手方弁護士は「虚偽の主張」「真実義務に違反」になるか
→ 相手が相手方弁護士にどのような説明等をしているのか定かではありませんが、相手方弁護士に弁護士倫理違反等を問うことまでは難しいかもしれません

・相手に何のメリットや確信があってこのような虚偽の文面を突きつけてくるのか
→ 相手の内心等の主観的な事情は定かではありませんが、弁護士に依頼すれば何とかなると思っての行動かもしれません。

・そもそも相手は当方から慰謝料を取れるのか
→ ご投稿内容に記載の事情からすれば、婚約破棄はしていない、婚約解消には正当な理由あり等の理由により、相手の請求は認められない可能性があるように思います。

御解答ありがとうございました。
なかなかお返事ができずに申し訳ございませんでした。

指輪は返却したのですが断固として受け取らないとのことでした。どの法律サイトにも「現物で返せば現金を返す必要はない」とのことでしたが、一体彼らは何を根拠に現金を得られると思っているのでしょうか。

警察としては交際相手の元々の性格など(壁に穴を開けたことがある、マッチングアプリの女性を強○した、機嫌が悪いと物を机や床に投げつける、急に叫んだり泣き出す、ボクシングをやっていた等)を考慮してつきまといの一歩手前として電話で忠告できるとのことでした。しかし民事ではあるため弁護士をつけてくださいとのことでした。

送られてきた内容があまりにも事実と異なり妄想染みてて不気味なため、婚約解消のストレスから何かしら発症したと素人ながら考えております。知人も同じ状況で被害妄想が認められるとある疾患に罹患しており、あまりにも経過が同じでした。いち早く専門医療を受けることを相手と相手の弁護士にお伝えしたいのですが侮辱!差別!名誉毀損!と余計なことになりそうなので何も言えませんでした。しかし本来なら治癒すべき病人に余計なことを吹き込んでお金を巻き上げ訴訟を起こす法律事務所の体制も如何なるものかと、所属する弁護士会に苦情を入れることにしました。