名誉毀損による示談金の算定方法と複数サイトの訴訟における調査費用について
名誉毀損による示談金が100万円、200万円といった事例がよく提示されていますが、示談金は
弁護士費や調査費用+慰謝料
で請求されるものと考えてよろしいのでしょうか?
また、2サイトの投稿について訴えがあった場合、調査費用は単純に倍額と考えてよいのでしょうか?
併せて、1件の発信者情報開示が行われた段階で自主的にもう一方の投稿について事情を説明し、併せて示談交渉をしたほうが示談金を抑えることができるのでしょうか?
>弁護士費や調査費用+慰謝料
で請求されるものと考えてよろしいのでしょうか?
また、2サイトの投稿について訴えがあった場合、調査費用は単純に倍額と考えてよいのでしょうか?
請求額は、正直相手方次第です。
裁判では認められなさそうな、高めの金額を請求してくるケースも多いです。
>1件の発信者情報開示が行われた段階で自主的にもう一方の投稿について事情を説明し、併せて示談交渉をしたほうが示談金を抑えることができるのでしょうか?
こちらも、相手方次第です。
請求された側としては、
①話し合いで示談を目指す
②相手の訴訟提起を待って争う
の、大きく二つの対応が考えられます。
相手の請求額が、訴訟での見込みより低めで早めに解決、みたいな感じなら
応じた方が抑えられることはあります。
他方で、あわよくば裁判で認められるより多めに取ってやろう的な相手なら、
早めに打ち切って裁判に行った方が額が下がる可能性もあります。
既に依頼済みとのことですので、
依頼している弁護士と、よく方針について話し合ってみましょう。
回答ありがとうございます、弁護士の方に事情の説明はしてありますが、現時点ではまだ意見照会書等の通知はまだ来ていない状況で、今後の対応方針についての相談のみとなっております
もう一点、相手方の氏名住所が判明しているのですが、相手が広く情報収集を呼びかけており、おそらく費用的な制限がなければいずれ特定に結びつく状況なのですが、相手の調査に先んじてこちらから弁護士を通じて謝罪と慰謝料交渉を入れる、という手段は現実的なのでしょうか?
現実的か、というのは、本件でいい作戦か、という趣旨ですよね。
ケースと、相手と、相談者さんの意向次第だと思います。
例えば裁判より多く取ろうとか、非常に腹が立っているからたくさん慰謝料がないと納得しない、
みたいな相手の場合、多めに払ってでも相談者さんが早く決着をつけたいなら、
そういった方法もありえます。
ネットで抽象的にご質問いただいてもなかなか回答が難しいので、
可能ならもう一回面談相談に行ってみてはどうでしょうか。
例えば、
・判決になったらどれくらいの金額になるか
・どんな名誉毀損なのか
・相談者さんとしては、相手にどれくらいなら払っていいか
・相談者さんとしては、どれくらい早期解決したい、あるいは裁判にしたくないのか
など、本当にケースによるので、
多分一番いいアドバイスは、早めに面談相談にもう一回行きましょう、ということだと思います。
ありがとうございます
できれば早期かつ示談を行いたいので今一度相談してみます