被害者への誠意の欠如が損害賠償の増額要因となるか?また、増額される場合の増額率はどれくらいか?

知人に暴行を受けて骨折しました。詳細は隠しますが、相手からは「そっち(被害者)の態度に原因がある」など、こちらに対する誠意が無いどころか、逆にこちらを責めたり侮辱する言葉を事件後に受けています。

先月に被害届も提出(まだ警察、検察から連絡は無いですが)して、近々民事訴訟を起こすつもりですが、事件後の加害者の誠意のない悪質な態度は、損害賠償請求の増額要因となるのでしょうか。

もし増額されるとしたら、怪我の慰謝料の何割程度の増額を認められるのでしょうか。ケースにもよるとは思いますが、ご回答いただけると幸いです。

ご質問ありがとうございます。

詳細が不明であるため、一般的な回答となりますが、
通常は、事件後の加害者の態度によって、損害額に影響があることはないと思われます。
ただ、刑事事件になり、示談をするという場合は、通常の損害とは異なる観点から、
増額されることはあります。

ご参考にしていただければ幸いです。

加藤先生

ご回答いただきありがとうございます。
重ねての質問で恐縮ですが、それ自体での請求や増額は難しくとも、事件の裁判においては影響があるのでしょうか。
刑事的には示談成立すれば不起訴の可能性が高まると聞きますが、その逆で悪質な態度で起訴の可能性が高くなったり、民事裁判で加害者が不利となるなどの影響も少ないのでしょうか。

重ねてで申し訳ないですが、ご回答いただけると幸いです。

示談が成立すれば、起訴するか否かについて、態度は考慮されない可能性が高いと思われます。
仮に裁判になった場合は、態度によって、反省していないと捉えられる可能性はあります。
民事事件では、態度は考慮されないと思われます。