盗撮被害による慰謝料請求について:被害者の行動指針と相場についてお教えください

盗撮被害にあった者です。撮影罪です。
被害者の実刑が決まり、慰謝料請求をする際は民事裁判を起こさなければいけないという風に刑事の方から教えて頂きました。
しかし、相手側の連絡先や名前など何も分からない状況でどのように裁判を起こすのかもわかっていない状況です。どのように動けば良いのでしょうか?
また、慰謝料の相場はどのようなものなのかお教え頂きたいです。

刑事事件で罰金であっても有罪判決となった場合には、損害賠償請求の証拠とする目的であれば、判決確定後に刑事記録を入手でき、民事訴訟で証拠として利用できます(その過程で加害者の氏名•住所等も把握することができます)。
 ただし、盗撮という性犯罪の性質上、被害者側の住所等を加害者側に秘匿したかたちで対応して行く必要があり、弁護士を代理人にして今後の交渉•訴訟等をして行くのが望ましいように思います。
 なお、インターネット上に示談相場•慰謝料相談などとして記載されている金額は、被疑者側の立場から記載されていることも多く、実際の裁判の場合よりも低廉なものも見受けられるため、ご留意下さい。
 より詳しくは、一度、お住まいの地域の犯罪被害対応に精通している弁護士に直接相談なさってみて下さい。なお、民事法律扶助(損害賠償請求等の民事事件に関する費用のサポート制度)等のサポート制度を活用してもらうとよいかと思います。