証拠ありのコンビニ転倒事件。慰謝料相場やとるべき行動を教えてください。

2023年11月(投稿から一週間前)、コンビニにて、転倒事件が起きました。
今後の対応や慰謝料相場について助言いただきたいです。

状況
・天気は晴れ。
・店内のおにぎりやパンなどが売られているレーンで転倒。
・コンビニ店員がモップで水拭きをしていた床が濡れて(視認不可)いて、滑って転倒。
・注意を促す看板はなく、濡れたままの床を放置して別のレーンに移動してしまっていた。
・転倒後対応は、イスを持ってきて被害者を転倒現場に座らせた後、車で待っていた同乗者に声をかけて
 現場に連れていった。同乗者も滑りそうになったが、耐えました。その他対応はなし。
・店員さんによると、以前にも同様の事案があったとのこと。
・店員さんや店長さんは全面的に非を認めており、先日、「謝罪」「治療費等経費は払う旨」「今後の改善」の
 お話の場を設けました。
・診断は足(ひざ)の打撲(レントゲンで診た範囲では骨折はないが、靭帯が切れている可能性があり、今後再検査)
・発生から二週間目に突入しているが、痛みが悪化し、より強い湿布薬に切り替えた。
・高齢(50代後半)の主婦で、痛みから座る動作や歩く動作に関わる日常生活(買い物などの外出や掃除など)が
 不自由になっている。

<参考となる裁判例の紹介>
事案は異なりますが、転倒事故に関する裁判所の考え方を理解するのに参考となる裁判例があります(店内の転倒事故だから店側に必ず責任を認めるというわけではなく、店側に安全配慮義務違反や過失があると言えるかが検討されています)。

【東京地裁令和3年7月28日判決】
 客がスーパー店内に設置されたサニーレタスの特売コーナー前に垂れていた水に足を滑らせ転倒し負傷したとして、スーパー側に損害賠償を求めた事案。
 「サニーレタスは水で戻してから販売する必要があることが認められるところ、被告においては、その陳列場所周辺の床が、サニーレタスに付いた水が垂れることによって一定の範囲で濡れることとなる可能性を認識していたと認められる一方、被告がその危険性を考慮して一定時間の間隔で清掃等の転倒防止のための対応を採っていた形跡がうかがわれないことからすると、上記の態様で発生した本件事故について、被告は、信義則上の安全管理義務に違反したものというべきである。」

<考えられる対応>
事故発生から二週間ということですが、例えば、以下のような対応が考えられます。
•病院にはしっかり通院しておくこと
 •コンビニ店内での事故のため、防犯カメラ映像に、転倒前のモップ清掃の様子及び転倒した際の映像が映っている可能性があるため、コンビニ側に防犯カメラ映像を消さずに残しておくよう証拠確保を求めておくこと。
•証拠確保の観点からは、刑事事件として警察に被害届を出す等の相談をしておくことも考えられます。

<今後の賠償方針について>
•慰謝料の金額は、通院期間•実際の通院日数、怪我の内容、回復具合い、後遺障害の残存の有無等によって変わって来ます。そのため、まずはしっかりと通院し、通院終了(症状固定)となった際に、裁判基準を踏まえた適正な金額を算定するのが望ましいでしょう。
•主婦のため、家事従事者としての休業損害も賠償請求できる可能性があります。
•ご相談さん又はご家族が加入している、自動車の任意保険、傷害保険、ご自宅の火災保険等に、弁護士費用特約が付いており、今回の件に適用があるかを確認してみて下さい(今回のような日常生活上の事故にも適用があり、加入したつもりがなくても付いていたということがよくあります)。

いずれにしても、一度、弁護士に直接相談してみることもご検討下さい。

早速のご回答ありがとうございます。
<参考となる裁判例の紹介>
⇒ありがとうございます。参考にします。
<考えられる対応>
⇒刑事事件になるかもしれないことに驚いております…
 通院はもちろん、コンビニ側にも録音しながら話してみます。
<今後の賠償方針について>
⇒息子は弁護士保険のエール(?)というものに入っておりますが…
探してみます。