モラハラの証拠になるのか

パートナーに浮気の疑い(複数人からの目撃証言)があり、そのことが事実なのかと問いただしたところ、モラハラの証拠として結婚してからのメモがあると言われました。

メモの内容は、自分が言われて嫌だと思ったこと(喧嘩した時の内容)や一緒に出掛けた時の感想(本当は〇〇に行きたかったのに反対された等)、性交渉の際の感想(嫌だった下手だった等)のようです。正直、見せられた時はずっとメモされていたのかとショックでしたが、更にはこれがあれば離婚できると言われてしまいました。

自分の感情をまとめたメモのように見えましたが、実際にこのようなメモはモラハラの証拠になるのでしょうか?
また、裁判などに発展した場合は離婚させられてしまうのでしょうか?

実際にこのようなメモはモラハラの証拠になるのでしょうか?
>>主観が混じっており、写真や録音等の客観的な証拠ではありませんので、決定的な証拠とはなりませんが、証拠としては使えます。

裁判などに発展した場合は離婚させられてしまうのでしょうか?
>>お伺いしたご事情のみからすれば、そのことのみをもって裁判所が離婚を認める可能性は高くはないと思いますが、今後別居期間が長期に亘るなどのご事情が増えれば裁判所は離婚を認めます。

離婚するのかどうかやするとした場合の条件について配偶者と話がまとまらない場合は、お近くの法律事務所にご相談されてみてください。

証拠として全く無価値とは言えませんが、離婚の決定的な証拠と言えるものほど強くはないでしょう。

離婚で裁判を起こしたとしてもその証拠しかない状態であれば離婚が認められることは難しいと思われます。

別居期間が長期間にわたる等、婚姻関係が破綻していると認められるような事情があれば、それを理由として離婚が認められる可能性はあるかと思われますので、別居が始まる等の環境が変わった場合は注意が必要です。

匿名A弁護士、泉亮介弁護士
ご回答ありがとうございます。
実はつい先日、手紙を残してパートナーから勝手に別居を始められてしまいました。長期間の別居は避けたいのですが、連絡は全て無視されています。自分で何が出来るのか分かりませんが、出来ることからやろうと思います。