バイクの修理費用を差し押さえされましたが数ヶ月後取り下げましたとの連絡が裁判所よりとどきました。

今年の5月頃にバイクの物損事故による修理代金約20万円分の差押命令を銀行口座に受けたのですが当時口座に残高が数百円しか入っておらず差押を受けたものの数ヶ月後の8月末に差押の取り下げをしましたという旨の通知が今月11月になって裁判所からとどきました。お聞きしたいのは差押を受けた春頃から今にかけてまで債権者さんからはこちらに一度も電話や手紙等の支払い要求の連絡が来てないのですが今後も急に差押が来ることはあるのでしょうか?当時は働いていなかったのですが先日から契約社員として働き始めた為もしも勤め先等を突き止められて会社に給料差押命令を出されると対外的に辛くなるのですが、第三者からの情報取得手続きでこちらの勤め先が公開されるのは養育費や婚姻費用等の支払請求権と生命、身体の侵害による損害賠償請求権でしかほぼ認められていないと調べたサイトででてきたのですがバイクの修理費用等の物損事故による請求では勤め先は調べられ無いと思っても良いのでしょうか?(全治一週間の怪我をされたということでそちらの賠償は自賠責で支払済みです)、仕事を得て収入も安定してくるので相手側にバイクの修理費用をお支払いする旨のお話しをしたいのですが事故自体が去年の秋頃の事で相手側の連絡先が現在全くわからないのですが相手から何か反応があるまではこのまま待っていればよろしいでしょうか。

今回の差押えの取下げは、取立の費用に見合う回収が見込めないために行われたと考えられます。
損害賠償債務自体はなくなっていないので、いつまた差押えをされてもおかしくない状況です。
勤務先の情報取得手続きは、おっしゃるとおり養育費や婚姻費用等の支払請求権と生命、身体の侵害による損害賠償請求権に限られています(民事執行法206条1項)。

相手方の連絡先については、差押えにかかる通知に記載してないでしょうか。
相手方は任意保険の弁護士特約を利用して、費用を気にせず、今後も様々な法的手段を取ってくる可能性があります。
他方、訴訟、執行という一連の法的手続きを行ったものの回収できなかったので、法的責任追及をいったん終わらせている可能性もあります。
上記をご勘案の上、ご対応をお決めください。

これからまた差押命令がされる可能性や一連の法的手続きを終えたので一旦責任追及を終えている可能性がある旨承知致しました。相手方の連絡先は差押命令が行われる前の財産開示手続が行われた時までは連絡が来ていたのですが春頃に書類整理の際間違えてそれらの書類も捨ててしまったようでそれから相手方の弁護士さんから一切連絡が無いため連絡先が分からない状態です。とりあえず勤務先の開示もされないとの事ですので連絡が何かあり次第バイクの修理費用を支払う意思はある事をお伝えしたいと思います、ありがとうございました。