配偶者の遺稿をインターネット上で公開する際の著作権問題について

昨年妻が他界したのですが、妻の PC から 40 年ほど前に寄稿したものと思われるコラムの原稿データが出てきました。生前一時単行本化の話もあったと聞いたことがあるので、その為に紙からデータに起こし直したものかもしれません。
この原稿データをインターネット上で無料公開したいと考えているのですが、著作権等の法律上問題はありますでしょうか?
出来れば 40 年ほど前に出版された出版社等に許可を取りたいのですが、コラムが掲載された雑誌 or 新聞名が判らず(何せ 40 年前なのでインターネットで検索しても見つからず)許可を貰うことができない状況です。

お答えいたします。原稿が出版されたのであれば,一冊は国立国会図書館にあるはずですので,そこで本の奥書から出版社を調べて,出版社と奥様との間で締結された出版契約において著作権についてどのような取り決めがなされているのかを確認し、出版社に著作権が帰属しているのであれば同社から原稿の著作権を譲受けてインターネットで公開すればよろしいでしょう。著作権が奥様に帰属しているのであれば,著作権も相続の対象になりますので,御主人様においてインターネットで公開しても問題にはなりませんのでこのままインターネットでの無料公開は可能です。

回答ありがとうございました。
やはりまずは出版社を特定する必要があるのですね。
国会図書館で探し出すのは簡単ではなさそうですが,検討してみます。