婚約破棄による慰謝料請求の可否と相場など
交際後、相手方の親御様にご挨拶をし結婚を見据えた関係として婚約していた恋人から性格の不一致や好きでなくなったため別れると言われました。私は現在学生ですが、彼女との結婚を見据え彼女の住む近くへ就職するため内定を確定させております。
また、日頃からモラハラに近い発言や私ではない人を探すなど不貞行為に触発しそうな発言もされていました。別れたくない気持ちはありますが、別れを受け入れなければいけないに近い状況であり、就職も無駄になってしまうことなどから、調べていくうちに婚約破棄による慰謝料が発生することを知りご相談させていただきます。
婚約の証拠は、ペアリング(渡す際に婚約のつもりである趣旨を伝え済み)や相手方の親御様へ結婚を前提であることを伝えご挨拶をしたことです。
私のケースの場合、慰謝料請求をする条件を満たしているでしょうか。また、可能であった場合の相場や費用、今後の接触についてご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
モラハラと感じる部分ですが、
・元恋人の話を私が嫌がることを知っていながらする、時に比較される
・自分が気に食わないとバカなどの言葉で罵られる
・相手自身の感情でのみ物事が進んでいく(意見は言わせてもらえない)
などです。
弁護士に交際経緯を詳しく話し、婚約の是非を判断してもらうといいでしょう。
私見では、婚約と思います。
慰謝料は、これまであなたが被った負担がどの程度のものかによりますが、100
~150程度は、請求されていいでしょう。(私見)
弁護士費用は、着手金と成果報酬になりますが、着手金は控えめに算定してもらう
といいでしょう。
具体的な金額は、内容と方針が影響するので、じかに相談されるといいでしょう。
慰謝料請求し得ると考えられます。
慰謝料の相場としては、50〜200万円くらいと幅があり、弁護士費用も事務所や弁護士によって区々となります。
詳細な事情を説明しながら、弁護士に個別に相談なさることをお勧めいたします。
>>内藤先生
ご回答いただきありがとうございます。
婚約の是非の件、承知いたしました。弁護士さんへの相談は法テラスのような相談窓口へ出向き相談でも大丈夫でしょうか。
また、負担といたしましてどこまでを計上可能かわからないですが、遠距離恋愛のため、会いにいく費用を含めて50万円ほどかと思います。就職活動の件につきましては自己責任であり、相手はそこへの慰謝料などの責任はないという認識でお間違い無いでしょうか。
あわせてご回答いただけますと幸いでございます。
>>高橋先生
ご回答ありがとうございます。
ほかの先生からご回答いただいた負担についてどの範囲が対象になるかわからないのですが、弁護士さんに依頼した場合、弁護費用も相手負担になるという認識で間違い無いでしょうか。また、相談する場合には法テラスのような無料相談から始めることは可能なのでしょうか。
お手数をおかけいたしますが、ご回答いただけますと幸いです。
法テラスでいいですよ。
交通費は無理でしょう。
就職先の選択については慰謝料に影響するでしょう。
これで終ります。
>>内藤先生
度々ご回答いただきありがとうございます。
法テラスの件、承知いたしました。また、交通費に関しては計上対象外であるものの、就職先の選択に関しては影響を及ぼすとのお返事もいただきとても勉強になります。
またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。
>弁護士さんに依頼した場合、弁護費用も相手負担になるという認識で間違い無いでしょうか。
弁護士費用そのものは相手方には請求できません。
>また、相談する場合には法テラスのような無料相談から始めることは可能なのでしょうか。
もちろん可能です。
なお、法テラス以外にも無料相談を実施している法律事務所もありますので、探してみるとよいと思います。
>>高橋先生
ご回答いただきありがとうございます。弁護士費用の件承知いたしました。度々のご質問で申し訳ないのですが、費用をお支払いした後、相手が有責の場合でも、負担という形での回収は難しいということでしょうか。
法テラスや無料相談の件に関しましてもご回答いただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。
>費用をお支払いした後、相手が有責の場合でも、負担という形での回収は難しいということでしょうか。
相手方の同意があれば、賠償対象にすることも考えられますが、そうでない限りは難しいと思われます。
>>高橋先生
ご回答いただきありがとうございます。
相手方の同意がない場合は不可能とのこと、承知いたしました。
相手とは関係が続いているものの、先が見えず毎日のように婚約破棄をするという話をされているため、背中を押されました。
ご丁寧にお教えいただたお礼としてはささやかなものですが、ベストアンサーを送らさせていただきます。
この度はありがとうございました。またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。