法人登録はあるが怪しい会社か見分ける判断基準を知りたい
土地を借りています。
地主側から、今後は土地を貸している件の一切をある会社に委任するという書面が届きました。
その委任するという会社について自分なりに調べたところ不安や疑問が出てきました。
理由は、下記の通りです。
①法人登録はされているようだが住所がマンションの一室と思われる
②代表者が不明
③会社のサイトが存在しないようだ
④業務実態が不明
書面にはその会社の連絡先として住所の他に固定電話とFAX番号と担当者の名前と携帯電話番号が記載されていましたが、メールアドレスの記載はなく検索しても会社のサイトは見つけることが出来ませんでした。
個人で開業してマンションの一室を事務所にしていて担当者の方が代表者なのかも知れないと思いもしましたが、会社の代表なら(また税務や不動産や法律の専門家なら)その旨(税理士や弁護士ならそのように)記載するのではないか、地主側からは税務や不動産の専門知識がある信頼出来る会社だと言っているのですがネットで調べる限り全く業務実態が見えませんでした。
また、今の時代にサイトやネットを使って集客しないのは不自然に感じました。
怪しい会社ではないかどうか、確認するポイントなどアドバイスをいただければ幸いです。
相手会社に不安を感じるのであれば、届いた書面に記載の相手会社の表示(名称、住所等)を手がかりに、法務局で商業•法人登記の登記事項証明書の入手を試みてみる方法も考えられます(相手の会社の設立年月日、本店所在地、代表者の氏名等について、登録内容を確かめることができます)。
【参考】法務局サイト
https://www.moj.go.jp/MINJI/houjintouki.html
また、批判のある制度ではありますが、インボイス制度が始まっているので、インボイスの登録をしているような事業主かも検索してみる方法もあります(今後は、取引相手の調査手段の一つとして使えると思います)。
【参考】国税庁サイト
https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/
なお、会社サイトが存在しても経営実態•状況とかけ離れているケースもあるので、インターネット上の会社サイトの有無や内容等はあくまで一つの参考程度にしておくのが無難です。
登記事項証明書も実態とズレている場合もありますし、インボイス登録事業者でなくても良い仕事をする方はいらっしゃいます。何か一つを鵜呑みにすることなく、複合的な観点から分析して行くことが肝心だと思います。
回答ありがとうございます。
教えていただいた方法も含めて情報収集し、複合的に分析したいと思います。
ありがとうございます!