弁護士と委任契約をしたが、音信不通になっています。
交通事故で被害者として弁護士と委任契約しています。昨年4月に後遺障害の異議申し立ての状況はどうなっているか連絡をしましたがそれ以来報告がありません。先日弁護士事務所に連絡をすると退職したとの事で、連絡先を書きましたが留守電に転送され、自宅の連絡先にも連絡しましたがコール音のみで連絡が取れません。弁護士協会に相談しましたが、協会側も連絡が取れず、引き続き連絡をするとの事で、それ以上の事は出来ないとのことでした。他の弁護士と委任契約をしたいのですが、事故証明や入院、通院等の書類の原本は弁護士が持ったままなのでどうすればいいか困っています。
弁護士が全ての資料を持ったまま連絡が取れない状況だと、全ての資料を再度取得し直し、元の弁護士とのコンタクトを取る作業と、新たに手続きを行う手続きを並行的に行っていく他ないかと思われます。
また、前に所属していた事務所の方で資料について管理をしていないのか、コピー等について把握していないのか等についても確認をしてみても良いでしょう。
相手方に任意保険会社が付いている場合、相手方任意保険会社が所持している事故証明、診断書•診療報酬明細書などのコピーなどを入手できる可能性があります。
後遺障害の一度目の申請を相手方任意保険会社を通じて行なっている場合(事前認定)、後遺障害診断書や認定結果と認定理由書も相手方任意保険会社から入手できる可能性があります。
これらが難しくても、通院していた病院のカルテを取り付けること等で代替が可能な場合もあります。
事故からどの程度期間が経過しているがが定かではありませんが、昨年4月から既に1年半年程度経過しており、時効なども意識しながら対応をしておきたいところです。
待っていても事態が打開しない可能性もあるため、依頼の対応が可能な弁護士に個別に問い合わせ、上記の方法等を参考に進め方を相談してみるのが望ましいかもしれません。