特別受益ではないと証明する方法

去年父95歳が亡くなりました。母90歳は子Aと同居中です。両親は同じパソコンを使い長年株取引を行い父が退職後も2人で株取引を楽しみ,株で得た収入がそれぞれ1億ずつあります。
父はサラリーマン,母は結婚してから40年ほど(60歳ぐらい前まで)自営の喫茶店を営んでいました。両親には子ABCD(子Dは勘当同然)がいます。子Dが「母の資産は母が作ったものではなく,父が株取引で利益を得たものだ。名義貸しに当たる。母の資産は父からの生前贈与だ」といって調停を起こしました
先日調停の話し合いの途中で,急に子D側は「調停は取りやめ裁判を起こす」と言って途中で調停を打ち切りました。

子D側の主張は,「株で得た利益は父からの生前贈与である。母はほぼ専業主婦(喫茶店は遊び)なので資産は通帳に残っている500円である。自営の喫茶店の収入は家族の生活費に使っているので母には収入がない。原資は父のサラリーマン時代の収入から出したもので,母の資産から出したものではないので,父のものである(2億が遺産)」というものです

①子D側が裁判を起こしますが。その場合,調停での態度(話し合いを一方的にやめる)は,裁判で子D側にマイナスに働きますか?
②株取引の原資は母のもの(母が長年働いて得た収入)ですが,母自身いくらだったのか覚えていません(約1千万ぐらいと思われます)し,当時の通帳(証券会社にお金を入金したのが約45年前)も持っていませんし,証券会社でもわかりません。また,自営での収入について子D側は「小遣い程度で,株の原資となるほど母は稼いでいないから,原資はサラリーマンの父からののお金だ」と主張しています。母は確定申告をしていなかったので,収入を証明することができませんし,なにも証明するものがありません。
③近所の人に音声で母が長年働いていたという証言はとるつもりです。しかし,母の収入の確たる証拠とはなりません。母は自分で得た収入をもとに,株取引で資産を増やしました。
どうすれば,原資は母の収入だと証明できますか?

1,マイナスに働くことはないでしょう。
3,生前贈与であることは、Dに立証責任があるので、立証は困難でしょう。

①母が,原資が自分の収入から捻出したことの証明をする必要がないという事ですか?
②近所の人に音声で証拠として証言を取る必要は無いですか?

そのとおりです。
贈与についてある程度の主張立証がされることの可能性もあるでしょうから、
証言はあったほうがいいでしょう。

ありがとうございます。感謝します